4年前にニューヨークでJohnの(生きていれば)70歳のバースデーを世界中のファンと祝ったり、ここ一年ほどセッション会で歌わせてもらったりしているせいで、30年以上前にハマって以来、何度目かのビートルズ・マイブームが続いている。

特に毎月最終土曜に足を運んでいる下北沢ブレスで、トリビュートバンドやビートルズファンの演奏を聴いていると、

おいらもやりてぇ…

という思いがふつふつと湧いてくる。

だが女公様の土日は一ヶ月先まで予定がいっぱいで、友人達に予約をとるのが大変とイヤミを言われるほど満員御礼状態なのである。

だからこれ以上手を広げてはいけない、夢中になるものを増やしてはならないと、一年間歌うだけで我慢してきた。

だがしかし。

ラブストーリーは突然に。

恋はいつでもハリケーン、なのである。





女公様のうちに、ヘフナーのヴァイオリンベースがやってきた。

ヤァ!ヤァ!ヤァ!

やってきたと言っても、歩いて来るわけがないので、要は女公様がとうとう誘惑に負けて買ってしまったのである。

ポール・マッカートニーといえばヘフナーのヴァイオリンベースというくらい、ファンにはお馴染みのベースである。

女公様が買ったのはエントリーモデルなので、ポール御大が使っているものとは桁が一つ違うが、こうして眺めているだけで、ニヤニヤが止まらない。

早速友人達に公開したところ、質問が殺到した。主に2つである。

その1 あれ、左利きだっけ?
その2 あれ、ベース弾けるんだっけ?

答えはどちらも

NO~!!!

である。

弦楽器の経験がなく、ベースも全くの0からのスタートであれば、左右どっちもイケます、という記事を読んで即決した。

やはりヴァイオリンベースでビートルズを弾くならポールと同じ左でやりたい。

レフティ用の楽器は少ないので左利きの人が右利き用の楽器を使うことはよくあると聞いたので、理論上は逆もOKのはずである。

まだ練習を初めて2日目だが、特に違和感はない。

問題は、何の時間を削ってベースの練習時間を捻出するかだけである。

フラメンコも発表会まで2ヶ月を切り、ランニングもシーズンが始まり、ONE PIECEのコスプレではっちゃける予定のハロウィンも近いというのに、相変わらずの計画性と堪え性のなさである。

女公様だもの。







終始爽やかな気分で女公様の3時間走は終わった。

キロ7分台後半のほぼイーブンペースで最後まで走れたので、シーズン最初のLSDとしてはギリギリ合格だろうか。



一周1.25kmの周回コースでは、さすがの女公様といえど道に迷うこともなく、ブログに書くネタもないまま平穏に終わるかと思った。

たまにはそんな日があってもいい。

だが、完走証を受け取る時にそれは起こった。

チップで記録を取る最近のレースでは、ほとんどの場合、完走証は即日もらえる。

ゴールするとたいてい係の人がゼッケンを見て番号をパソコンに打ち込むようになっていて、そのまま名前や記録が書かれた完走証がプリントアウトされる仕組みである。

女公様がゴール後に完走証をもらう列に並んでいると、女公様の番が来たときに係の人が、

2列に並んでもろてかめへんですよ。

という。

確かにパソコンがもう一台ある。

でも係の人いねぇんじゃねぇかい

と思ってよく見たら、いた。

6歳くらいの女の子がちんまり座っている。

ゼッケンを見せて番号を言うと、一生懸命、数字を打ち込んでいる。

横に何枚か既にプリントアウトされた誰かの完走証があり、一瞬不安になった。

こんな小さい子にやらせて大丈夫かい。

と思ったが、人を見かけで判断してはいけない。

実は天才少女かもしれないし、童顔だけど実は13才くらいかもしれない。

高1の夏に母校の小学校に遊びに行ったら、

なんでぇ、今日は水やり当番けぇ?

と言われた経験のある女公様にはわかる。

だが無言で渡された完走証は、無情にも知らない男性のものだった。

お母さんの隣で手伝いをしているのであろう少女に、違うというのも不憫でそのまま持って帰ろうかと思った。

女公様より速い記録だし。

だがその「中なんとか氏」も困るだろう。

すまねぇな、嬢ちゃん、これ違う人みてぇだ。

2度目の挑戦で無事に完走証をげとできた。

やはりハプニングはあった方が面白い。


今朝の大阪は、曇り空で空気は爽やか、風もなく、最高のラン日和である。




会場の大阪城公園では既に紅葉が始まっている。




秋の気配を感じながら、3時間のんびりLSDを楽しみたい。
女公様はまた大阪に出没している。

この夏、三度目の来阪である。

そのうち熊並みに「出没注意!!!」の看板が立つのではないかと思う。

前回は往復夜行バス利用0泊3日の慌ただしさだったが、さすがに疲れたので、今回はホテル泊である。


もう若くないさと~君に言い訳したね~。


今回は、USJのONE PIECEイベントの他にもう一つ目的がある。

明日の大阪城三時間ランである。

ちゃんとしたレースを走るのは、今年1月の鹿児島の菜の花マラソン以来、半年ぶりである。

フルマラソンで疲れた身体を引きずって成田にトンボ帰りし、そのままヒューストンに飛んだのが、ずいぶんと昔のことのようである。

最近、時間が物凄いスピードで後ろに飛び去るように過ぎてゆく。

もう若くないさと~

以下同文。

そういうわけで、今夜はカロリーを気にせず、三時間走前夜祭である。




牡蠣と湯葉のアヒージョ。

牡蠣の旨味が湯葉に染みて美味しい。




モツの唐揚げ。外はカリカリ、中はプリップリ。




豆腐と明太子のグラタン。鉄板。

これで明日のスタミナは、いつものように十分もしくは入超である。

もちろん上の写真が今夜食べたもののごく一部に過ぎないことは言をまたない。



女公様、なんとか無事に帰国できた。

まだ自宅にはたどり着いていないが、ニューアークリバティ空港発の飛行機にも何とか間に合ったし、シカゴでの乗継も大好きなシカゴドッグを買ったりしてギリギリだったが、ちゃんと帰国できた。

コメントを頂戴した読者諸氏には、ご心配をおかけした。本気で心配して下さった方も、どちらかというと楽しんで下さった方にも等しく感謝である。

酸っぱ辛党のソウルフード、シカゴドッグ。ハラペーニョ、まじ辛かった(^_^)b
ゲートまでダッシュしたため、カバンの中にみじん切りの玉ねぎとピクルスが散乱したことはご愛敬。