女公様は、ハワイ在住のブロガーのmasaさんからある貴重な情報を得た。
以前masaさんがDCに住んでおられた時の知り合いが、DCに日本食材店をオープンしたという。
これまで醤油や鰹だし、カレールーなど必需品は、1、2か月に一度、車を持つ友人に頼んで隣の州の韓国系スーパーまで買い出しに行かなくてはならなかった。
新たな耳より情報を得て、女公様の頭にニューヨークで買ったメロンパンが浮かぶ。
お店の場所を聞いてみると、これまた絶妙な場所にある。
またしても、メトロの駅からは遠く、女公様のアパートからはほぼ5kmという、ランナー魂を揺さぶる絶好のロケーションである。
走るっきゃねぇ・・・
女公様は、セリヌンティウスを救うためにメロンパンナちゃんに会うために、力の限り秋のDCを駆けた。
雨上がりのロック・クリークの激しい濁流も、女公様の走りを止めることはできない。
店の名は、HANA Japanese Marketという。六畳間くらいの狭いスペースに、懐かしい日本の食材がところせましと並べられている。
デラウェアにある鈴木農場というところで日本人向けに栽培されている野菜を入荷しているそうで、アメリカの普通のスーパーでは見かけない長ネギや白菜、えのき茸、しめじなども売っている。
女公様、狂喜乱舞である。
結局、買いだし用に背負っていったリュックに収まりきらず、両手に袋をぶら提げて帰ることになった。
だが、これで
鍋だってできちゃうし、
お好み焼きだってできちゃうんである。
あ、でもキャベツ、買わないとね。
この他にも、お味噌やおもち、アズキ、マロニーなどいろいろと買い込んだ。
昨日の晩、早速、豚肉の味噌漬けを作ろうと考えた。
読者諸君にも、子供の頃、これだけは欠かせない、というお弁当のおかずがあったかと思う。
女公様にとって、運動会等のお弁当のメインは、必ず豚肉チーズ巻き揚げ、もしくは豚肉の味噌漬け焼きでなくてはならなかった。
とはいうものの、作り方がわからないので、味覚の記憶だけを頼りに、味噌、みりん、焼き肉のたれ、BBQソースなど、家にあるものを適当にいろいろと混ぜてみた。
味見を繰り返しながらブレンドしていくうちにだんだん近い味になったが、何かが足りない。しばらく考えていると、突然、答えが天啓のように降ってきた。
汝が求めるもの、それは、にんにくなるべし。
神様、かっちけねぇ。
にんにくをスライスして混ぜ、豚肉を二枚におろしたものを漬けこむ。アメリカの分厚い状態で売っている肉は、二枚、三枚におろした方が食べやすい。
一晩漬けておいて、今日のお昼にオーブンでこんがり焼いて食べたら、中まで味が染みていて美味しかった。味噌ってこんなに美味しいものだったのか。
そして今日のおやつはぜんざいである。
ぜんざいを食べながら、ブログで日本の紅葉の記事などを読んでいると、ふと自分がアメリカにいることを忘れる。
そして晩ご飯は、豚肉を漬けておいたブレンド味噌の味がメガヒットだったので、残ったブレンド味噌を鍋に入れ、だし汁を加え、冷凍してあった塩鮭を入れて、石狩鍋風にする。
すーぱー、んまいスト。
いんくれでぶりぃ、んまいスト。
とれめんだすりぃ、んまいスト。
である。
じゃがいもや鮭ってこんなに味があるのかと驚く。
レモンやバターより、断然、味噌の方があう気がするのはやはり日本人だからだろう。
作りながら3食分はあるかと思っていたが、一気に完食してしまった。
それにしても、あいかわらずアメリカ生活の香りのしない食べ物ブログである。
悪いけどおいら、明日もすき焼き食っちゃうもんね♪







