それが貴兄にとっての1本目や2本目の高級時計であるのなら、仕事や好みの装い、ライフスタイルなどと照らし合わせて手堅く選ぶべきだ。しかし次なる1本はまた違った雰囲気を纏ったものが差別化できてよいだろう。新しい元号を迎え、心機一転。また、折りしも増税を控えている今だからこそ、今回は”3本目の究極時計”を所有する時計を考えてみた。成熟した男の懐の深さを示すためにも、是非参考にしてほしい。

に「クロノグラフ」を選ぶのは、どんな人?
イラストイメージ
端正なスーツのときはシンプルな3針ウォッチ、ジャケットや休日のカジュアルな装いにはスポーティなダイバーズ……おそらくこういう2本使いは多いだろう。ここに計器がルーツのメカニカルなクロノグラフが加わることで、袖口の表現はぐっと豊かになるのだ。


ゼニスのエル・プリメロ A386 リバイバルとつけたモデル
ジャケット8万9000円/タリアトーレ、シャツ2万8000円/バグッタ(以上トレメッツォ) パンツ2万1000円/ジェルマーノ(バインドピーアール) タイ2万4000円/リングヂャケット ナポリ(リングヂャケットマイスター206 青山店) 鞄5万2000円/グレンロイヤル(ブリテッシュメイド 銀座店)
 

袖口にガツンとメカニカルな存在感!
ストップウォッチ機能を付加したクロノグラフは複雑時計の一種であり、 若干趣味性の高いカテゴリーだ。1本目2本目にはハードルが高いが、3本目ならむしろこのくらい“程よくマニアック”なものが面白い。時計好きをさりげなくアピールできるほか、そのメカニカルな存在感は装いに男らしさや知的な印象を加えるポイントにもなる。武骨すぎないクラシックなデザインを選べば、軽快なビズスタイルとの相性も上々だ

 

流行の単一の製品ど最新の組み合わせ