◎ビーチクルーザーとは?
アメリカの伝統的な自転車である「クルーザーバイシクル」(Cruiser Bicycle)を元に、アメリカ西海岸のサーフィン愛好家(サーファー)たちによって製作、使用された改造車、ならびにその様式を模して新たに製造された自転車である。
日本国内においては、原型である「クルーザーバイシクル」も「ビーチクルーザー」と呼ぶ場合が多い。
なお、クルーザーバイシクルは略して「クルーザーバイク」(Cruiser bike)と呼ばれることも多い。
BMXやマウンテンバイクの原型になったとも言われています。
年齢や性別に関係なく乗れます。
◎ビーチクルーザーの特長
ビーチクルーザーは、もともとビーチを走るために作られた自転車なので、通常の自転車とは異なる特徴がいくつかあります。
ブレーキ
- ビーチクルーザーには、一般的な自転車同様、前・後輪の両方にキャリパーブレーキがあるタイプと、前輪にはキャリパーブレーキ、後輪にはコースターブレーキが装備されているタイプがあります。
- ※キャリパーブレーキ・・・ママチャリに代表される一般的な自転車に付いているブレーキのこと
- ※コースターブレーキ・・・ペダルを後ろに漕ぐ(逆回転する)ことでブレーキ機能が働くブレーキのこと(これには、サーファーが片手でサーフボードを抱えて海へ出かけるためという理由があります)
- 独特のデザイン
- 「ストリームライン」と呼ばれる、バイクを意識した流麗かつ頑丈な流線型のフレームに大胆な色使いなどが施されています。
- 安定性
- 大きなサドルと太いタイヤが装備されているため、悪路や濡れた路でも安定した走行が可能です。
- ペダル
- 裸足やサンダルで乗ることが多いため、ペダルがフラットになっています。
- ハンドル
- アメリカンタイプのオートバイのような形状をしたワイドハンドルで、乗車姿勢が垂直に近くなり長時間走行でも疲れにくいです。