昨朝、銀行に行ったら、ちょうど
国会中継をしていました。
音声が聞こえなかったので、夜ネットで少し見ました。
遅くになってしまったので、少しなのですが、その最初の質疑応答で感じたのは、実に怖いなあということ。
震災直後の東京電力のベント実施までの経緯。
ベントというのは、格納容器の弁を開放して水蒸気を逃がし、圧力を下げる作業だそうで、結局これが間に合わず、水素爆発で原子炉建屋が吹っ飛んでしまいましたが。
原子力安全委員会の委員長から早い時期にベントの必要性、危機的状況が伝えられたのにもかかわらず、東京電力への政府のベント要請という形。
それでは動かない。
そして、やっと命令
という形。
それが、原子力発電といういつモンスターに変貌するか分からない施設を保有している会社、国の姿勢なのですね。![]()
全て、後手後手で。![]()
例えば、100何十億というお金を使って作ったSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)ネットワークシステムも早くからこの飛散状況を予測できていたそうじゃありませんか。
なんだって、最悪をベースにして、ムダだったらムダで良かったね位に対処しておかないと、安全など確保できないと思うのですが。![]()
ちょっと今お気の毒なのが、東京電力の社員さん。
先日も葬儀に行ったら、その会社の名前の生花があったと参列した方の話。
今の時期、ちょっとねえ。
なんだかねえ。ビミョー。![]()
出さないわけにもいかないでしょうが、あってもちょっとね。イメージが・・。![]()
先日も実家で聞いた東京電力の社員さんとの世間話。
そろそろ定年で、退職を迫られていると言っていたよと東電の社員さんの話。
あそこお父さんも東電だったからねえ。
と、思わず懐具合を思ってしまい、本人はどうしようか状態で話したらしいですが、聞く方にすれば給料良いんだし、いいよねとそっちかい
状態。
海江田経済産業相のこんなんもありましたね。
『14日のテレビ朝日の番組で、東京電力が当初のリストラ策として示していた常務以上の役員報酬の半減について「(一部の首脳は)50%カットしていくら残るかと聞いたら、3600万円くらい。それはおかしいので『もっと努力してください』と伝えた」と述べ、削減幅の拡大を求めた経緯を説明した。』
で、まあ今月10日、清水正孝社長が賠償金支払いに対する政府支援を求める際、会長、社長、副社長の代表取締役8人の報酬全額返上や常務の報酬60%削減を表明したということだそうですが。
バナナのたたき売りじゃあるまいし。![]()
最初からそうしておけば良かったものを。
(常務の報酬60%削減もいかほどの金額なのでしょう?と思わず、オバちゃん化してしまいますが。)
でも、まだまだズレていて。
枝野官房長官の16日午前の記者会見でのこと。
『東京電力の清水正孝社長が退職金や企業年金の減額に否定的な考えを示したことについて「東電の置かれている社会的状況をあまり理解されていない、と改めて感じた」と述べ、減額の実施などを促す考えを示した。
さらに「第三者委員会を設けて(東電の)内部の状況について政府として把握し、国民的にも情報は共有する」とも語った。
清水社長は13日の参院予算委員会で、退職金や企業年金の減額について「老後の生活に直結する」として、現時点で検討していない考えを示していた。』
というニュース。
みんな何らかの傷みを負うのです。
今、一番に負っているのは、原発周辺の住民、企業の皆さま。
そして、勿論株主の皆さまも。債権者の皆さまも。
国民全体も負うことになります。
なのに、この発言はいかなることか![]()
こんなこと言っていたら、自分の所の社員及びOBは肩身の狭い思いをするんじゃないですかねえ。世間からすれば、明らかにズレていると思うのですが・・。![]()