3日の日本経済新聞の暮らしの行方2010の見出しは実に分かり易いものでした。
読まずとも全てが。![]()
「大学断念・・・」
「景気低迷 高3生、袋小路」
「就職も困難」
「現場悲鳴「今までにない事態」」
人生、大抵の方はずっと右肩上がりで収入が増えることを想定して働いてきたと思います。
そういう人生設計でやってきて、この景気。
景気の良かった頃は、大学・短大・専門学校へと進むお子さんが多く、
親も子もそのつもりでやってきた。
ずっと進学するつもりでいて、いざその段になったら、家計が苦しくなって断念。
じゃあ、就職しようと思ったら、就職先が無い。
これは本当に苦しい思いだと思います。
そのご指導する先生方も本当に苦しいでしょう。
人生、本当に何があるか分かりません。
景気の良い頃の無防備さは本当に怖いものがありました。![]()
世の中全体がお金の価値を軽んじていて。
これはそういう風潮が流されていたからだと思うのですが、
品物にしても収入に見合わないもの、もしくはその後のことを軽んじているのではないかという買い物をしてしまう。
その代表格が住居でした。
地道にコツコツというのが時代遅れのような。
額に汗してというのがなんだかバカバカしいような風潮。
そんな中、商売でもお金があっても地味にじっくり構えていた方は、今のこんな不況下の流れの中でも動じず、流れをじっと受け入れ耐えられているのでしょう。
流されないことの大切さを感じます。
高校生といえば、娘が高校生の時は高校生でもブランドのものを買い込んだり、
お小遣いも沢山もらったりという高校生もいっぱいいました。
アルバイトも自分のお小遣いのためだったり。
娘はお金を使わない子で、中学生までずっとお年玉やお祝も将来のためにとすべて貯めていました。
息子も同じです。
どちらも親には負担かけないように本当に僅かなお小遣いで高校生活を過ごし、
足りない分はお年玉をちょっとずつ使っていました。
ある時、高校生の娘がブランドを持つ高校生達の話になって、
私は流されたくない
と言ったことがあります。
その時、ふと気づかされる気がしました。
どんな不況下でも道はある。
時間をかけても自分がしたいことがあるなら、回り道してでも思いを通して欲しいと辛い立場の高校生には思います。
今の流れはとても悪い。
けれども、ずっとこうではないだろうし、自分の努力でどうにでもなる。![]()
暗い世相に流されること無く、自分をしっかり見つめる冷静な目が欲しいところです。