用語の説明を引用しますとこんな感じです。
急性期・・・主に病気のなり始め、つまり症状の比較的激しい時期を指します。一般的に処置・投薬・手術などを行うことにより、1カ月程度で治癒する場合をいいます。
亜急性期・・・患者の状態にふさわしい医療を効率的に行う手段として考え出された新しい病床区分のひとつです。厚労省は、急性期 について「急性増悪を含む発症まもない患者(急性期 )、または病状が不安定で回復期にある患者(亜急性期 )に対して一定期間の集中的な医療を提供することで、患者の状態改善を図る病床」と定義づけていますので、亜急性期 は、急性期 の段階を過ぎて回復期にある病床のことを指します。
慢性期・・・病気の急性期 (症状の激しい時期)を過ぎて、症状が安定している時期をいいます。かつては混同されていましたが、医療改革の一環として急性期 治療と慢性期 治療の分離を図る方向にあるようです。
それで、難病の患者さんのブログをいつもずっと拝見していて非常に困るのが、命に関わることなのに、病院の受け入れ先が無いのです。
急性期の病院でないと対応できない病気を抱えているのにも関わらず、どこも出されてしまう。
患者さんご本人やご家族は勿論、心ある先生方も苦しめている酷い状況です。
国の医療制度の不備によるものです。
生きる権利を守れない制度なのですね。
どういうことかというと、こんな説明がありますので、引用させていただきます。
病院には一般の方からすれば「病院は長く入院させればそれだけ儲かるはずなのに、なぜ早く退院するように求めるのか?」と疑問に思われている方もいると思いますが、確かに医療行為ごとに積算される「出来高払い制」ならば患者が長く入院すれば病院は儲かります。
ところが、国は救急車が入るような「急性期病院」が長期入院患者を受け入れると、報酬が減額される「診断群分類別包括評価(DPC)」を導入しました。
この「診断群分類別包括評価(DPC)」は、急性期病院において入院期間が短く済んだ場合病院側の報酬を手厚くし、逆に長期入院化すると報酬が段階的に下げられる仕組みのもので、「急性期医療に質の高い医療を実施してもらい、早期退院を促す」ことを目的にしています。
その為、全国の病院の平均在院日数は短縮し続け、現在は「概ね二週間程度」の平均在院日数となっています。
「質の高い医療を実施し、入院期間を短縮する」「急性期病院の役割と慢性期病院の役割を分け、医療適正化をはかる」という考え方は増え続ける医療費抑制だけでなく、「検査漬け」「薬漬け」など過剰な医療防止の抑制策にもなると思います。
しかし、高齢者など「色々な病気を併発されている方」については、一律な考えで早期退院を促すと現実に問題が発生しています。
病院側としては国が推進する「診断群分類別包括評価(DPC)」を取り入れなければ経営が困難になる中で、「質の高い医療の結果の早期退院」ではなく、「経営ゆえの早期退院を患者に促す問題」が持ち上がっています。
この問題は、ご自身やご家族が入院なさると実感する問題だと思います。
私も父の入院時にそういう患者さんご家族がケースワーカーの方や病院関係者としばしば話している姿を拝見していました。
本当に困っておられました。
知人友人達からも困っている話をよく聞きます。
国の趣旨はわかりますし、過剰な医療防止の抑制策についてはその通りだと思います。
但し、例外というものがあって、その医療を受けないと生きていけない患者さんもいます。
それを全部まとめてというのは、明らかにおかしい。
いつも思うのだけれど、高速道路無料を実施するよりも他にあるのではないか。
あの1000円で、富岡製糸の入場者数が前年比で約2割減った(軽井沢に行ってしまうそうで)なんて記事もありましたが、また新たな問題が生じているわけで。
今、実際に困っている人々をどうするのでしょう。![]()