●自分自身も勿論そうですが、まだ判断できない子供の学びをどこでするかという選択は難しいものですね。
最初に考えるのが、保育園、幼稚園ということになります。
『三つ子の魂百まで』
という言葉があるように、
幼年期の性質というのは老人になっても変わらないということがあります。
勿論、段々に変わっていくものでもあるでしょうし、すべてではありませんが、
少なくても、幼年期の育て方というのは、とても大切なものです。
◎我が家の場合、子供らが通った幼稚園は今ずっと休園中ということのようです。![]()
何故、休園になったか
というと、園児が集まらないからのようです。![]()
質の悪い幼稚園だからと思われるかもしれませんが、逆です。
とても素晴らしい教えをして下さる幼稚園です。
今でもああいう幼稚園でありがたかったと思います。
夫もその幼稚園を出ていますが、近くのお寺で経営している幼稚園です。
子供らの従姉たちも通い、もう当然その幼稚園に入るのが当たり前という感じでした。
◆見た目は確かに非常に古く、実に地味です。![]()
子供を入れてびっくりしたのは、何かケチ臭い感じがした点でした。![]()
モノを大切にするという教えがあってとても良いのですが、
なんとなく地味で。
こちらに来る前に東京に足掛け8年生活しており、
自分でいうのもなんですが、どちらかというとおしゃれ系の方でしたので、
ちょっとギャップが正直ありました。![]()
☆ところが、『郷に入っては郷に従え』
を実践しようと思って生活してきたので、
すぐに違和感は消えました。
あー。良かったなあ。![]()
本当にそう思いました。
その時の自分の感覚だけで育てていたら、また別の人間になっていたかもしれないと思ったからです。
色々な観点から人格形成していかないと、一方的な育て方になってしまいます。
人の声に耳を・・という姿勢でいると、実に周囲を見渡す目
ができてきますし、
子供達も実に良い面をいっぱい持ってくれました。
●幼稚園経営は、施設の見た目、制服の見た目、授業内容のバラエティさ等が競われます。
我が幼稚園は、施設も古く、制服も地味でした。![]()
黄色いスモックで後ろボタンのものです。
今どきあまり無いと当時言われていました。
必ず、誰かがボタンをしてあげなければならないのです。
自分でさせる的な教育とは異なるものです。
ある時、後ろボタンなんて面倒だよね・・というお母さんの声が聞こえてきました。
あんな園服、今どき流行らないよね。という声もしばしば。
それって、ちょっと違うのですね。
何故、前にボタンが無いのか。![]()
砂遊びでも、泥んこ汚れでも前にボタンが無い方が都合良いです。
洗濯する方も楽です。![]()
そして、最大の長所は、園に通う前に、家族の誰かが後ろのボタンをかけてあげる点です。
想像なさると分かると思いますが、背中で愛情を感じます。![]()
ちょっと話ながら、母さんがボタンをかけてくれる。
そんな絵です。
ちょっとした手をかけるということが大切なのだと思います。
◎色々な習い事をさせてくれるカルチャースクールのような幼稚園が好まれるのかもしれません。
確かにそういう所はそういう所の良さもあるでしょう。
うちの子供らは何を学んだのか。![]()
それは、一つにはお寺で経営していて、ご住職が園長先生という環境で、
沢山のお話をお聞きすることができました。
人を大切に、動物を大切に、モノを大切に。
そして、感謝の心。
そういうことは、私の一番の願いでしたから、
家庭で何の苦労すること無く健やかに育ってくれたと思います。
◆経営と教育理念。
これが両立するのは難しいなあと実に思います。
大人になっても色々な学びの場があります。
良い場所の良い施設でするから、
規模が大きいから、
人気があるらしいから、
教える側の略歴が凄そうだから・・。
謳い文句も心惹かれるコピーがあれこれと。
実は地味ながらも実に的を射た教えをする方も沢山おられます。
そういう方と出会えるということが人生の喜び
でもあるのでしょうね。