こんばんは! 井林たつのりです。
 
昨日から富山入りしています。
 
目的は、砂防議員連盟役員による砂防の聖地
 
立山砂防の現場視察です。
 

はじめに、現場事務所で大まかな事業概要のレク

 

立山砂防は、日本が幕末の動乱に揺れる1858年の

 

飛越地震による鳶山の崩壊が大きな原因

 

150年以上の時を経ても、対策が求められます。

 

移動の途中では、貯砂量国内最大級の本宮砂防堰堤(重要文化財です)

 

当時の、土石流の凄まじさが、常願寺川の隣を流れる

 

用水。この用水を掘削しているときに1858年以前というより

 

戦国時代に造られた、成政堤の天端が発見されたとの事

 

想像を絶する土石流と被害です。

 

立山砂防事務所の目の前には立山駅

 

残念ながら軌道は先日の豪雨災害で復旧せずバスで移動

 

現場事務所へは昔の古い隧道トンネルを通ります。

 

ここまでしての砂防事業。想いがこみ上げます。

 

 

立山砂防事務所水谷出張所へ一同で写真

水谷出張所は、厳しい土地なので月曜日に登山して

 

金曜日に下山する職場環境(現場職員の方も)

 

実は、私が国土交通省で技術系人事担当の係長をしていた時に

 

旧建設省系部局は、厳しい現場で働く方々への人事院総裁表彰を

 

受賞したことが一度もありませんでした。

 

それを知って、何とか表彰を受けたい!

 

当時の関係者と奔走し、協力を仰ぎ受賞した表彰状が

 

出張所に掲示されていました。すごく感激

この表彰を契機に、旧建設省系部局でも表彰を受けているとのこと

 

表彰を受けたからと言って給与が上がるわけでもありません

 

でも、現場で頑張る方々の少しでも励みになれば!

 

また、水谷出張所では天然温泉を使った露天風呂が

 

現場作業員の方々も一日の汗を流すそうです。

 

 

気を取り直して、再度現場視察

 

日本一の落差があり、こちらも重要文化財の

 

白岩砂防堰堤です。

 

副堰堤も合わせるとなんと!高低差108m!!!!

 

 

 

また現在事業中の、有峰地区へも伺いました

 

私の写真の右肩の後ろが有峰。

 

左肩が鳶山の崩壊。

 

見えにくいですが、その手前に崩壊土砂の残土の山

 

なので、有峰は150年以上前の崩壊土の再度崩落

砂防の現場を見ると、一度崩れた山は対策を怠ると再度崩壊

 

大災害を起こします。

 

でも、費用も労力も膨大。

 

そして、多くの方々の目には見えません。

 

公共事業の必要性の説明の難しさを思いました。

 

 

富山の最後は、富山ブラックで締め!

 

富山ブラック発祥の大喜さんです

富山の戦後復興に携わる方々の塩分補給にと考えられたそうで
 
まさに、砂防工事現場視察の締めにふさわしい???
 
失礼しました。。。。
 

 

【自民党入党のお願い】

獲得党員数が、井林のバロメーターになります!

自民党に入党して井林に大きなお力をお与えください。

http://t-ibayashi.com/support.html

 

FM島田(76.5MHz) 第1・第3・第5 水曜日

放送;8:10~ 再放送;18:35~

井林たつのりのスマイル・メッセージ

6月21日は日本自動車整備振興会連合会 木場専務
インターネットサイマルラジオ(http://www.jcbasimul.com/ )でも!