こんばんは! 井林たつのりです。
風が吹かないと、なんとなくすごしやすいですね。
本日は、衆議院国土交通委員会にてJR北海道の集中審議です。
委員会の中は、委員は写真を撮ってはいけないのでお伝えできませんが
緊迫した議論でした。
↓審議の様子は、以下のページで見れます
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=43250&media_type=fp
(お勧めは、自由民主党の平沢勝栄、維新の会の松田学 のお二人です)
私が感じたことは。
JR北海道労組の酷さ。
JR北海道の安全管理を度外視した社風。
JR北海道の労使の癒着。
サイドビジネスに走り、本業を軽んじた経営体制。
これに尽きると思います
(平沢勝栄氏の質問で明らかになっています)
しかし、私が最大の問題だと思い、JR北海道の将来に暗い思いを感じたのは
質疑の中で、JR北海道の社長が答弁に立ち往生するときに
他の二人のJR北海道の参考人(取締役)が、率先して質問に応え
体を張って、社長を護ろうとしないことです。
国会議員であれば、副大臣・政務官・局長は大臣を護るために
体を張り、大臣の弾除けになるのが当たり前です
(国交省でも、大臣は公明党でも、自民党の政務は体を張っています)
ということは、経営陣に何らかの問題があり
社長を支える・守り抜くという雰囲気になっていないのではないでしょうか?
JR北海道は、これから厳しい改革・経営を強いられます。
労組改革も大きな労力を払うでしょう。
しかし、それは経営陣が一心不乱に社長を支えて初めて実現できます。
その雰囲気が感じられないことが、とてもとても心配です。
追伸;
しかし、どんなにJR北海道が酷くても、国会は裁判所ではありません
言論の府であり、世の中を良くするための場所で、
特定の個人・組織をつるし上げるところではありません。
一部委員は、JR北海道の三人の取締役が参考人として
委員会に出席しているのですが、あくまで「参考人」として
出席を要請しているのであって、
政府当局を追求したり、犯罪者を追及するような 口ぶりの質問者も居ました。
興奮する気持ちは分かりますが・・・・ 残念な気がしました。
しかし、JR北海道の将来。暗い感じがします。
井林たつのりHP
http://t-ibayashi.com