今、国会では二次補正予算案の提出時期などで駆け引きが続いています
正直うんざりしている方々が多いのではないでしょうか?
井林が政治の道を志す前に、国土交通省で働いていました
その、一年目が岩手県宮古市でした近くには
今回の津波被害で有名になった田老地区防潮堤もありました
当時、この防潮堤を見た時には、この地域には不釣り合いなほど
大きな防潮堤だと心の中では思ってしまいました
しかし、今回の津波被害で防潮堤そのものが壊されてしまう
自然の力の恐ろしさ、人間の力の小ささを実感したところです。
その、防潮堤ですが、昭和8年に今回と同じような大津波が三陸地域を襲い
田老地区も壊滅的な被害になったそうです。
その後、田老の人たちは、海のそばに住み続けるのか、高台へ移住するか
議論をした結果、海のそばに住み、海の幸を受け続ける事を選びました
そして、昭和9年から田老の防潮堤の建設を初め昭和53年に完成させました。
今回津波被害があったところも、海の近くに住み続けるのか、高台へ移住するか
議論をしなければいけないと思います。
どちらも正解であり、不正解だと思います。
ただ、今政治に求められているのは、どちらか決める事
そして、断固とした決意と覚悟で、その方向で街づくりを行う事です。
さらには、震災復興です、昭和8年に津波被害にあい、昭和9年から
防潮堤の建設を始めるような、スピード感も重要だと思います。
今、その決断のための議論がなされているでしょうか
だからこそ、自民党にも支持が戻ってこないのだと思います。
政治は、今・何を決めなければいけないのか
そして、そのための努力をする政治をしっかりと取り戻す
そんな政治の礎になりたい。
そう、訴えさせて頂きました。
井林たつのりHP