認定を受けることを拒み続けてきた姑だったが

良い施設がある。リハビリもできるし外泊も制限がない。
でもそこに入るためには認定を受けなきゃだめなんだ。


という旦那の言葉で、やっと認定を受けてくれました(ほっ)

今週もあちこちに電話をし、色々調べていました。
老人介護保健施設。
家に戻ることを前提として、そのために必要なリハビリ等を行う施設。


現在姑が入院している病院の院長からもアドバイスを受ける。

老人介護保健施設はとにかく待機者が多いので、入るには
「リハビリをして良くなったら家で生活したいのだ」ということを強調すること。
そうじゃないと、なかなか入れないよ。


ありがとうございます、院長。


まずは電話で聞いてみることに。

施設1
姑の今の状態を話し、一時帰宅して家にいてもベッドから離れることはほとんどない。
寝たきりになってしまうのは時間の問題・・と泣きついた。

すると
認定の結果が出なくても、施設の理学療法士が姑の状態を見て要介護(要支援だったら入所はできない)だと思えば入所できます、とのこと。
ホントに親身になってくれて(涙)
いつでも入所OKという感じ。

施設2
同じ話をした。
が、施設1とは親身度が違う。現在待機者30人で・・・とのこと。
なんか今いち。


先日、息子の卒業式の後に旦那と私、娘で施設1を訪問。
詳しく話を聞いてみた。


家に戻ることを目的に、日常生活で必要な機能(食事・排せつ・入浴等)訓練等をすると同時に理学療法士による一人一人のリハビリ。在宅復帰をめざす施設であること。

在宅復帰してからも、施設との関係がなくなるのではなく、
介護する人が楽な方法を一緒に計画し、実行していく。

それでも介護していく上で大変な状態になったときは、
また施設に受け入れ新たな目標をたて(例えばトイレで排せつできるようにしたい、とか)
それを達成できるようにする。


横に旦那がいることも忘れ、涙が出てきました。

姑を在宅で介護しなくちゃいけない、と思いつめてた1か月前。
頼れる人は誰もいない・・・と感じた孤独感。

手を差し伸べられた気持ち!


聞けば、ここも待機者60人という。
でも単に順番待ちというわけでなく、緊急度によって順番を飛びこえる事が可能とのこと。
姑の場合、緊急の場合らしい。(コネも何もありません)
今、入所すれば全快する見込みがあるからかな?

早ければ今週末にも姑の状態を見にいく。
必要書類が集まれば、入所判定会議を行うので出席してください、とのこと。

施設の見学もさせてもらったが、明るくて、スタッフの方も笑顔でいい感じ。
姑も気に入ってくれるだろう。
何しろ病院独特の陰気な雰囲気と臭いがないのがいい!

早くここに入所できればいいなあ。

前も書いたけど、調べれば調べるほど、行動すればするほど道が開けていく。

今わたしと同世代で介護の悩みを持っている人は少ないだろう。
でもいつか友人などが同じ悩みを持ったとき
親身になって相談に乗ってあげられれば、と思っている。

がんばらない介護を目指してがんばります(笑)