子供の頃から本を読むのが好きだった。
厳しかった教師の父が、本をねだったら必ず買ってくれたから。
おもちゃは殆どない家だったが本だけはかなりの数あった。

好きな本の趣味はけっこう変わったけど
やっぱり若い頃は恋愛小説を良く呼んだ。
中学時代は氷室冴子(コバルト文庫なつかし~)
高校時代は吉本ばなな。
成人してからは、江國香織。
あとは椎名誠や群ようこのエッセーなどなど。

結婚して、子供まで産まれると恋愛小説は全然読まなくなった。
「しょせん、作り話しよね」
なんて冷めてしまった自分が悲しい。
(これはテレビドラマや映画でも言える)

ファッション雑誌はオレンジページやクロワッサンに。
恋愛小説はミステリーに変わった。

昔は本を選ぶ時、表紙や本の雰囲気で自分の趣味に合う本を容易く見つけられたのにそんな能力も最近ではなくなってしまった。本当に残念。

いつか娘が私の読んでいた本を読むようになるかな?
(息子は本を読まないし)
ひらがななんて、教えなくても自分で興味を持って文字が覚えられるといいな・・
という計画のもと、時々絵本を渡してはみるが、
字が一杯の絵本より、アンパンマンが好きな娘だった。(笑)