マネージャーの塚田です | 茨の珍道ブログ

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「芸人」について、そして「笑い声」について考えることがあります。


言うまでもなく、芸人の芸というのは表現活動の一つです。

そして、表現活動というのは観客がいて成立するものです。


そこで思うのです。

一般に、表現活動への観客の反応というのは「拍手」ではないでしょうか。



私はピアノを少し弾きますが、私のつたないピアノでも、演奏が終われば拍手くらいは起こるでしょう。

それは、拍手というものは儀礼的に、感情を込めずにすることができる反応だからだと思います。

少なくとも、私の演奏ごときで心のこもった本気の拍手などは引き出せないでしょうから(笑)。



しかし「芸人」は違います。

ネタを終えたときに拍手が起こることに何の意味もありません。

あくまで、表現活動の最中に「笑い声」が起きることだけを観客に求めるのです。


そのために、毎日、芸を磨くのです。



「笑い声」というのは、儀礼的に、感情を込めずに出るものではないと思います。

あくまで、感情を「面白い!」「楽しい!」という方向に揺り動かされたときに、自然に出てくるものでしょう。



そう考えると、芸人というのは、人の気持ちを動かすことを職業とするものなのだなと、改めて思います。


だから私は彼らを尊敬します。



と、クソ真面目に書いたあとに何を書けというのか、というところかもしれませんが、つぎは「ふくしま」くん。

日記お願いします。