それでは本編です。
それでは解説です。
②脳内で答えを浮かべながら聞いている
をしてしまうと、
部下が話してる言葉や表情の中の重要なワードやアイテムを見落とします。
そりゃそうです。
答えを浮かべている時点で、
インプットを止め、アウトプットの準備に
取り掛かっているようなもの。
話の途中で食い気味に
自分の意見を言い出してるのと、
やっていることは一緒だということです。
そんなつもりないのに。
そう、そんなつもりないんです。
じゃあどうしたらいいか。
まずはなぜ、
このような行動を上司が取ってしまうか、
という動機から考えてみます。
例えばこうです。
・相手に関心がある
・解決してあげたい
・言葉で伝えたい
・憧れられたい
などです。どうでしょう?
一見、上司の鏡のような、
ポジティブな理由が並んでいます。
これが
これがやっかいなんです。
だから間違えやすい。
だから特に違和感を感じずに進んでしまう。
正当化してしまう理由だと考えます。
では今度は
このようなパターンで上司と対話を望む、
部下の行動の動機を考えてみます。
・関心事がなにかを知りたい
・解決したい
・言葉で理解したい
・自信を持ちたい
などです。
一見上司の思いと重なってるように
感じますが、真意に決定的な違いがあります。
それは
主語です。
では双方に主語を付けて、
改めて動機を挙げてみると、
【上司】
・わたし(上司)は相手に関心がある
・わたし(上司)が解決してあげたい
・わたし(上司)ならではの言葉で伝えたい
・わたし(上司)は憧れられたい
【部下】
・わたし(部下)の関心事がなにかを知りたい
・わたし(部下)が解決したい
・わたし(部下)の言葉で理解したい
・わたし(部下)は自信を持ちたい
あれま、そう、重なってないんです
このギャップ、
このギャップを理解すると言うことが
解決法を考えるに当たって
大事な考え方になると感じています。
上手くいかないのは、
双方の主語が自分になってしまっている。
これってもう『議論』の形ですよね。
議論をしたかったんでしょうか?
いや、違う。
ではどうすればこのギャップが埋まるか
それは、
『相手に関心を持つ』ではなく、
『相手の関心事に関心を持つ』で会話する。
です。
???
、、一緒じゃない?
わたしもそう思っていました。
何が違うか、
関心の対象が違います。
『そんな考えをもっている君にわたしは言いたい』
と
『そんな考えをもっている君のことをもっと知りたい』
の違いです。
部下にはバレています。
『なんだ、結局自分の得点稼ぎか』と
思わせてしまっている可能性があります。
しかも更に拍車をかけて、
ガッカリ度を増幅させているのは、
解決するかも!と思わせたことです。
『話聞くよ』と
子供の頃、
母が『プリン冷蔵庫にあるよー』って言うから
冷蔵庫開けたらプリンが無い。
『あっわたし全部食べたんだった』って言われた時
とおんなじガッカリ度。
話が逸れました。
ですので部下のことを知りたいを
ベースにさえすれば、
常に部下を主語にすることが出来、
部下はプリンを手にすることが出来ます。
すると、
・部下は何を感じているか
・部下はどうしたかったか
・部下はなぜそうしたかったのか
・部下の理想は何だったのか
と知りたいという問いや聞き方になると、
それは上司だけでなく部下自身が、
自身を知る対話になると思いませんか?
そしてここまで理解すると、
最後に解決策を口にするのはだれでしょうか?
そうです。
『部下』なんです。
だいぶぐるーっと話をしましたが、
結論です。
②脳内で答えを浮かべながら聞いている
改めて、この行為は、
聞き逃したり、
さえぎってまでする行動でしょうか?
主語や目的をしっかりとらえて、
関心を持つべきは何かを理解した先に
部下は上司を信じ始め、
上司の言葉を信じ始める世界が
生まれていくんだとわたしは考えます。
【部下が上司の言うことを聞かない2つの理由】
これにて完。
最後まで読んでいただきありがとうございます
35歳にして、12年働いてた会社を辞めて、
初めてブログを書き始めました。
今は伝えたいことをただ伝えているだけ、
自分よがりで、
私と同じ悩みに直面した人の役に立ちたい
という想いを届けるには、力が足りません。
なのに、そんな始めたてのわたしに
いいねをくれた方がいます。
本当に感謝です。ありがとうございます
初めてもらってみた感想ですが、
いいねって、、、
こんなに続けるエネルギーになるんですね
電動アシスト付いたんかって思うくらい、
細胞が喜ぶって、、へぇー、これねー
って思うくらい。
ひとつひとつ学んで、
いろんな人に助けてもらいながら、
1人でも多くの人に届けられるように
これからも続けてみます!
では今日はここらへんで。