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あれからどれくらい月日が経ったか。





今年  新年は




さすがに国民も


「ハッピーニューイヤー!」 などと気楽な事も言えなくなった。




何故なら、12月28日



多くの怪物が自分に区切りをつけたからだ



それで多くの人がなくなる



怪物たちは 伊雨、私の様に逮捕されてはいない。



人の手で生んだ怪物は  とてつもない頭脳を持っていたからだ




不可能な  殺人事件





たくさんの怪物と人が涙した  28日を



伊雨は    冷えた目で過ごした




―おめでとう   私と同じ人たち



―ごめんなさい 怪物の為に死んでいった人たち





―知美里ちゃん。




あなたは今も冷たい檻の中


何人か  自分の痛みから逃げたかった仲間たちと



過ごしていますか




少し安定して 人格が1つ減ったそうでなにより。




安藤君


あなたは



お父さんを恨んで恨んで 恨みきれないと思うけど




一人じゃないから



私も戦ってる



実はね





狂い切れてなかったみたい




何でかな?




私が  怪物の上の怪物だったりして










・・・・






なーんてね。







明日はどんな壊れた世界が目の前に現れるかな




私は  明日




狂いきれるように頑張ります




+++++++++++++++++++++++++



カルテ  怪物 ケース1346号


成功作だ!! 我々はようやく此処にたどり着いた!!!!


凄い怪物だ  我々は或る事を分析した。


彼女は世界の人々をいくら殺しても殺しても殺しても


まだ足りないと血を探す。


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ノートの端に  インク?


明日は   







平和になりますように。




私が  ちゃんと人を好きになれますように。







無駄だった願い















終わり






ぎゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん・・・






深く響く機械音





その音は





息子の歓喜の唄のようだった







「・・・・」



伊雨はそれを見て笑う




「念願・・・叶いましたよ。」


「ッッが・・・・・!!!」







「あなたの息子さん、成功作でしたね」





チェーンソーを片手に



狂った手が  性格に 不規則に



踊りだす



そこらじゅうに飛び散る赤いインクは



その場面の大きな飾りと差し色に使われ




彼の愛する怪物が



彼を愛している場面が そこにはあった。






成功作だ  せいこうさくだ  セイコウサクダ






人の手で 人を変え  人ではなくなり



その怪物の手で生まれるのは  人からして残酷な感情と


残酷な光景と  悲しさと空しさと





人は不完全だ



だから  怪物にも人の心があるのは当たり前で



完全なんか生まれなくて  絡まってほどけなくなって




頭の中で考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて







ただただ




涙が出そうになるだけで 




人っていうのは脆いもんだと実感する



そこで 人の心パーセントが少しずつ増える




2人はまさしくそこに居て



小さな怪物もそこに立っていた




他の怪物もいずれこの道を通るだろう



その時   一番  過去最大の 残酷な光景を自分の手で起こし



ちゃんと区切りを付ける  「これで最後だ」



乾いていた喉が永遠の潤いを貰った時のように



自分で、止められる




気が済む   それがいつかは分からない




何人  人が減るか分からない


どれだけ 赤い血が飛び散るのかも 分からないけれど





みんなみんなみんな






人に戻りたいと  願うのは同じで






そんな事実が飛散で何よりも残酷。











続く











「いうちゃんのおにんぎょさんなの」





頭をカクリと傾かせてニヤっと呟くと



総理大臣は口をあんぐりと開け



ガクガク諤々がくがく楽がくガクガクがく




体をカタカタ震わせて



呟く つぶやく



「こっっ・・・・こんなことして良いとおも・・って・・・!!」





「おにんぎょさんなの。お頼み聞いて」



髪を一段と強く握る


「ぎゅがぉぁああああぁぁああああぁぁぁあぁぁあおぉぉ!!!!!」






「一生のお頼み。最後に沢山狂わせて。」
























ぎゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ











何の音





後ろから





もう1つ




念願叶って





狂い始めたネジの音










続く