小さなことで一喜一憂、どっこい生きてる茨城人。

真っ黒スモーク窓の素敵なベンツを『ヤ』のつくお方の経営する
(と、言われている)お店に納車しにいくと・・・

 

俺「こんにちはーすみません、運送会社〇〇ですが、お車お届けに参りました」

店「おー、ご苦労さん、車見せてもらっていいかー」

俺「はい、ご確認おねがいいたします」

店「(車の周りを一周確認して運転席へ)運転してどうだった?」

俺「ベンツ乗ったのは初めてでしたが、調子は悪くないと思います」

店「運転席、窓閉まらんけど、どうなってん、これ」

俺「私が引き取ったときは窓が閉まらないといわれたのですが・・・」

店「オークション会場では閉まってたんぞ」

俺「そっ・・・そうなんですか(いや俺は知らんぞ)」

店「いつからや」

俺「わかりません・・・」

店「にーちゃん、助手席乗れや」

俺「あっはいっ」

 

断れるわけがない

ナンバーもつけず

公道にでたベンツは勢いよく加速しだした!!

 

かあさん、今まで育ててくれてありがとう

俺はこれから 『ヤ』の付く方の事務所かどこに拉致られます・・・

というか拉致られてます・・・

 

目の端には先輩が待機するキャリアカー・・・

グッバイ先輩

 

ドキドキしつつ、秋も深まりつつある季節に変な汗をかく

 

店「あんちゃんよぉ」

俺「あっはい!」

店「あんちゃん、挨拶できるしちゃんとしてて丁寧だからよ」

俺「あ・・・はい」

店「窓閉まらないの、あんちゃんのせいじゃないってわかるよ」

俺「・・・・」

店「どうせ、オークション会場から運んだドライバーが壊したんだろ」

俺「正直どこでかはわかりませんが・・・・」

店「わかるよ、窓開けて(キャリアカーに)乗せたときだろ」

俺「わかるんですか?」

店「古いベンツはよ、窓を動かすモーターの歯車がプラスチックなんだよ」

俺「そうなんですか」

店「で、フィルム貼ったりして窓の厚みが変わると負荷がかかって割れるんだよ」

店「だから、古いベンツの窓は開けたりしない方がいい」

俺「わかりました」

店「次からは気を付けな!これは俺の方で直すからよ!」

俺「すみませんでした」

店「あんちゃんは悪くねーよ!この辺壊れている可能性も考えて買ってるからよ」

 

そういって近所を一周して店に戻ってきた

解放されてホッとする俺

 

店「いきなり乗せて悪かったな!まだ納車に行くんだろ、気を付けて行けよ!」

俺「ありがとうございました!」

 

・・・・という経験があり

挨拶というのは大切なコミュニケーションであり、

信頼関係を気付くのにすごく大事なことなんだと改めて感じたものだった

 

な・の・に!

挨拶できない納品業者にひじょーーーーにイラっとしてしまうのだ

 

前の会社はすごくブラックで、俺が辞めた1年後には倒産した

ブラックな会社だったが

そういう経験がすごくためになったと感じている

 

おはよう、ありがとう、すみません、しつれいします・・・

などなど社会に出たらコミュニケーションは大切

挨拶が身を助ける、ということもあるのです。