塚本師範の本「空手革命」を読んでみて | 武道空手で心を豊かに~KARATE LIFE~

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自身の空手人生のなかで、師や先輩方から教わり、学び、実践し続けてきたこと、それらを通して得た人生に共通する考え方、役立つメッセージを、日々稽古に励む子供たち、サポートする親御さん、これから空手をはじめる人たちに残していきます。

押忍!!
先日、予約しておいた塚本師範の本が届きました。
 
タイトルは「空手革命」
(塚本師範は「空」というタイトルにしたかったそうです)

「これぞ武道」という、心の在り方、精神の部分を考えされられる深い内容です。
武の道にいる者なら読むことをお奨めします。

きっと本を出すにあたっては、言葉や活字ではあらわせないこれまでの経験、苦悩や挫折、いろんな想いがあるはずで、この一冊にそのすべてが入り切るはずもないとは思うのですが、頂点を極めた塚本師範の考える『武道』に少しでも触れることができる時代にいる自分は幸せだと感じました。
 
自分が出稽古のとき塚本師範から学んだ言葉で心に残ったものは、
『心
が体を動かす』
『今に追い越すぞという執念がなければ、とても上達しない』
 (透明な力より)
そして、
『自分の心を見るクセをつけなさい』
です。

※↑道場の壁いたるところに、塚本師範の手書きのメッセージがあります。
 写真ではちょうど真ん中あたりに書いてあります

"心を見る"とは塚本師範のおっしゃるところの「反省」で、
・正しく見ることができているか
・思うことができているか
・語ることができているか
・仕事をしているか
・生活をしているか
・念じることができているか
・道を精進しているか
・反省と黙想ができているか
を見ることです。

こういったことを常に思っているか、思っていないかで心の状態は全く違ってきます。すべてプラスになります。

生涯修行。
常によい心がけ、考え方をもち、毎日を大切に積み重ね、自分を磨き、学んだことを道場生にしっかりと伝えていきたいですね。

押忍