頑張り屋の、お父さんお母さんへ | 不登校サークル『いばしょクラブ』のブログ

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あれは、息子が学校に行けなくなって、

数日が過ぎた頃だったと思います。

 

息子はしばらく学校をお休みすることを理解していただくために

先生方と懇談を持ちました。

 

 

私の心境は、

「子供が学校に来ないのはお母さんの教育が・・・」

などと言われたらどーしよう。

こんなにも必死に子育てしてるのに私は壊れてしまう笑い泣き

 

そんなことを思いながら、

何度もアタマの中で懇談会をイメージし

一人学校へ向かいました。

 

 

家庭の状況、子供の性格、私の思いを伝え、

先手必勝で何も突っこまれないように自分を守りました。

 

そういった私でしたので、先生方は、

「お母様がしっかりしているのでお子さんはお任せします。」

と言ってくださり、今でもホッとしたのを覚えています。

 

 

何一つ言われたくはなかったですし、

慰めもいりませんでした。

子供の責任を取るのは産んだ私なのだから、と。

 

 

今だから言えます、

なんて大げさなんだーーー滝汗

 

 

そうやって弱音を吐かない私の子育ては、

学校から手を差し伸べてくれるであろう機会を失い、

自分で自分の首を絞めることになりました。

 

私がますます頑張るから、

子供も弱音を吐けない環境になっていたことに気がついたのは

それからしばらくしてからのことです。

 

  

ある時「不登校」をキーワードにネットで検索していたら

あべさんが主催しているオフ会を見つけました。

勇気を出して参加してみると 

同じように不登校のお子さんがいるお母さんや

不登校を経験した20代の方もいて、

私は鎧を脱げないものの、

話すことによって心が軽くなっていきました。

 

そのオフ会がきっかけで、

“話すことことはいいな”と思えるようになり

心に変化が起こりました。

 

 

本当の私は強くないんだ。

もう一人で頑張れないんだ。

誰か私を助けてよ。

 

 

本音はこうでしたので、

どれだけ心が救われたかわかりませんおねがい

 

 

こうした経験から言えることは、

親が頑張ることや人に頼らないことは、

決して悪いことではありませんので、

それはそれでいいのです。

 

それよりも、

愚痴る相手を見つけることや

吐き出す場所を確保することは、

生きていくうえで必要なスキルであるということを

伝えたいのです。

 

ブログでもなんでもいいんです。

誰もいなければ、

時には専門の方に相談もありかと思います。

 

わざわざ一人になる必要もないですし、

強がる必要もないですよね。

 

今の私は愚痴も言うし、毒舌も吐きます。

子供が不登校にならなければ、

こんなに丸い人間にはならなかったでしょう。

 

 

不登校は、

学校に行けない現象の中で、

自分を見つめ、

親子関係をよりよい方向へと向かわしめる、

最高の機会になるかと思います。

 

我が家に絶好のチャンスが到来した!!

 

とでも思って

前向きに歩んでいただきたいのです。

 

きっと、誰よりも、

頑張り屋のお父さんお母さんは、

それができるかと思いますよ。

 

 

 

*ルカ*

 

 

 

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