今日は日立市にある
宿泊率25年間全国ナンバーワンを誇る
国民宿舎 鵜の岬に…
ではなくて
その、海側の奥にある鵜の捕獲場に
来ています。
ここは、日本で唯一の鵜の捕獲地。
只今公開中なんです
日本でお二人しかいらっしゃらない
ウミウ捕獲技術保持者の一人
大高敦弘さんに案内して頂きました
海に抜けるトンネルをくぐり…
もう、すぐ下は海、というところに
このように筵で作られた
捕獲場があります。
屋根の上から首を出すと…うわっ
海
こちらで囮の鵜を、多いときには
5羽ほど並べ
寄ってくる鵜の足を鍵棒でさっとすくい
(口で言うのは容易いですけどね、
根気とタイミングと集中力がいる
大変なお仕事なんです)
捕獲して
捕獲の待ち時間に編むという
籠に入れて、全国11箇所ある
鵜飼の地に運ばれるということです。
鵜飼というと
木曽川、長良川が有名ですが…
わたくしの本籍地愛媛県でも
見られるんですヨ～
日立市で捕獲された鵜が
全国で頑張っている…なんだか誇らしい
「今は注文を受けてから捕獲する」
「半年捕獲してあとは鵜のパラダイスにいる鵜の世話をしている」
「囮の鵜は随時交換する」
のだそうです。なるほど～
もう一人の捕獲技術保持者 根本好勝さん。
鵜の岬に行くと
鵜のパラダイスに住んでいるウミウや
こんな鵜の像も見ることができます。
近くの十王中のこどもたちが踊る
【鵜鳥舞】(うねどりまい)もお見事です。
日立市の鳥ウミウは、
この地でとても愛されています。
皆様もぜひ鵜の岬にいらして
捕獲場をご覧になってみては
いかがですか