☆エニフS【L】
中京競馬場・ダート1400m(左回り)
3歳以上オープン/別定
◎②エンペラーワケア
○①サンライズフレイム
▲④ペースセッティング
△⑦コパノニコルソン
△⑧ライツフォル
自信度:AA
予想は馬体重の大幅な増減の有無による影響、パドックでの状態などを十分考慮の上、馬券は自己責任でお買い求めください。
今週から中山競馬場と中京競馬場での開催が開幕(先週の記事上で「中山競馬場と阪神競馬場」と書きましたが誤りです。訂正致します。)し、いよいよ秋競馬がスタート。主にプログノーシスとナムラクレアのせいで(まだ言う)予想記事成績としては大きな痛手を負い、読者の方にはご迷惑をおかけしてしまった。
最後の暑さ、最後の夏の気候が残る土曜日。
秋競馬初日には中山競馬場で重賞の紫苑Sも行われるが、得意のダート戦からリステッド競走が設定されている。残り四ヶ月の中でも重要になってくるダート戦を的中して気持ちよくスタートしたい。
基本に忠実に、論理的に正しい根拠を持って、プラスの期待値を積むこと。いつも感謝。冷静に、丁寧に、正確に。みんなの夢が叶いますように!頑張っていきたいと思います。
■テーマ
秋競馬初日なので、改めていつものやつを。
「ダートはいつも……『格と実績』!!」
■狙い方のポイント
これまで何度も何度も説明してきたトップレベルのダート戦の狙い方の基本をおさらいする。
理解できている方は予想詳細の欄から読んでいただければいいのだが、心に刻んでいる信条・ポリシーは改めて言語化・見える化して定期的に確認することが大事だと思っている。
テーマに入る前のところに書いたフレーズ。実は後半部分は分かる人には分かるAKB48のとある曲の前に必ず行われる円陣での掛け声で、初期の初期から20年近く歌われ続けている名曲(その名も「初日」)なのだが、曲を歌うたびにメンバーとしての基本を確認しあう掛け声には、いつもこちらもどこか感化されるものがある。
何度も教えてきているように、未勝利戦や条件戦はともかくとして、ダート戦はトップレベルに近づけば近づくほど、とにもかくにもモノを言うのは「格」と「実績」なのである。
時として大きな着差を付ける圧勝を続けて勢いに乗って上がってきた馬が一気の重賞初挑戦!というパターンであっさり負けてしまう、というパターンをよくご存知だろう。
最近ではサーマルソアリングという馬がダート初挑戦となったレースで2.2秒差という大楽勝を見せて、その勢いに乗ってオープンクラスまで連勝で勝ち上がったものの、単勝1倍台の断トツ1番人気で臨んだオープン初戦では既にオープンで実績のあった馬に跳ね返されて2着に敗れ、その後地方重賞を連敗してバッタリ止まってしまった。
ダート戦においては朝イチから行われている未勝利戦まで下位に広がる裾野は芝と同じかそれ以上と言ってもいいほどかなり広い。
しかし、上位が違う。芝においては三歳クラシックや秋古馬G1はもちろん、様々な距離や条件で春と秋に王者を決めるG1があり、他にも世代や性別限定のG1があって二歳馬にすら3つもG1が用意されているが、一方でダートに関してはJRAに限定するとさほど距離の違わないG1が早春と晩秋に一つずつ、合わせてたったの二つあるだけである。ウシュバテソーロがそうであったように、最近では本当のトップレベルのダート馬は外国や地方交流G1を目指すようになってしまった。
つまり、ダート界のピラミッドは上に極端に狭い形のピラミッド型になっており、従って一つクラスが上がると既にそのクラスで実績のある馬達がゴロゴロひしめいており、クラスの実力レベルは格段に上がる。
だから「格」と「実績」が大事なのである。多少斤量が重かろうが、多少間隔が空いていようが、実績のある格上の馬が出てきたら新参者とクラス慣れ途上の馬には厳しい戦いになる。
今回は断然の実績を持つ馬が断トツの1番人気。
土曜日のオープンクラスなので「S」にはしなかったが、まず大丈夫だと思っている。
■予想詳細
本命は川田騎手騎乗の根岸S馬、エンペラーワケア!
ぜひ過去の記事を遡って見てもらいたいが、今年の根岸Sで筆者が期待の本命◎に推し(自信度はB+)見事に応えてくれた根岸S優勝馬。
リステッド競走とはいえこんなレースに当年の根岸S馬が出てくること自体が過去に記憶はなく、土曜日にダートのオープンがあるなと出走馬を見ていて思わず目を疑ってしまった。
実績という観点では他を凌駕していると言っていい。
今年の根岸S時点では5戦4勝の明け四歳馬。
二歳時に芝でデビュー(5着)すると、ダートに切り替えた2戦目が10馬身差(1.7秒差)の大楽勝。その後は2勝クラス時にゲートで出遅れた一度だけ2着に敗れたものの、ドンカスターカップは0.7秒差、御影Sでは0.6秒差の圧勝で一気のオープン入りを果たした。
前述したように、こういうパターンで根岸Sのような格式あるレースにおいて1番人気を背負うと大抵は重賞の壁に跳ね返されてしまうことがよく見られるが、レースでは先団に付けてあっさり抜け出すと、最後は2馬身半もの差を付けて完勝してしまった。
そのままマイルのフェブラリーSにも出てくるかと思われたが、1400mにこだわったのか、状態の問題か、陣営のあれこれ(?)なのか、これをパス。
4ヶ月空けた前走はオープンの欅Sに出てきて2着に負けているが、休み明けでいきなり59kgを背負ったことも影響したか。ただし、良馬場で1分22秒1はもちろん好内容であり、勝ったコスタノヴァを褒めるべきだろう。
今回も間隔は空いていて同じ59kgではあるが、ダート馬にとって夏前に使うオープンと始動戦となる秋口のリステッド競走では意味合いが大きく異なる。ここからは一戦ずつキッチリ結果を出してくるはずだ。
杉山晴紀厩舎に川田将雅騎手のコンビ。今回のメンバー相手ならまず勝ちきってくれると思っている。
対抗にサンライズフレイム。
これも根岸S出走馬で、しかもエンペラーワケアにはしっかり負けたとはいえ、2番人気3着馬。エンペラーワケアが出てこなければここでは格上で、本命に推した可能性は大きいだろう。
根岸Sを敗戦した後は3月のポラリスSに出走してきっちり快勝。5月の栗東Sでは2着に敗れたが、トップハンデを背負った1番人気で、半馬身差と格好は付けた。
ただし、エンペラーワケアと比べると一枚半くらいは劣る印象で、同じ59kgは厳しい。
▲ペースセッティングはいつも相手なりに走る馬で、武蔵野Sのようなハイレベルのレースでも5着に走れてしまう。ここでもエンペラーワケアからコンマ2秒3秒差くらいのところには食い込んできそう。
3着候補として坂井瑠星騎手騎乗の△ライツフォルと△コパノニコルソンに印を回す。
中京競馬場・ダート1400m(左回り)
3歳以上オープン/別定
◎②エンペラーワケア
○①サンライズフレイム
▲④ペースセッティング
△⑦コパノニコルソン
△⑧ライツフォル
自信度:AA
予想は馬体重の大幅な増減の有無による影響、パドックでの状態などを十分考慮の上、馬券は自己責任でお買い求めください。
今週から中山競馬場と中京競馬場での開催が開幕(先週の記事上で「中山競馬場と阪神競馬場」と書きましたが誤りです。訂正致します。)し、いよいよ秋競馬がスタート。主にプログノーシスとナムラクレアのせいで(まだ言う)予想記事成績としては大きな痛手を負い、読者の方にはご迷惑をおかけしてしまった。
最後の暑さ、最後の夏の気候が残る土曜日。
秋競馬初日には中山競馬場で重賞の紫苑Sも行われるが、得意のダート戦からリステッド競走が設定されている。残り四ヶ月の中でも重要になってくるダート戦を的中して気持ちよくスタートしたい。
基本に忠実に、論理的に正しい根拠を持って、プラスの期待値を積むこと。いつも感謝。冷静に、丁寧に、正確に。みんなの夢が叶いますように!頑張っていきたいと思います。
■テーマ
秋競馬初日なので、改めていつものやつを。
「ダートはいつも……『格と実績』!!」
■狙い方のポイント
これまで何度も何度も説明してきたトップレベルのダート戦の狙い方の基本をおさらいする。
理解できている方は予想詳細の欄から読んでいただければいいのだが、心に刻んでいる信条・ポリシーは改めて言語化・見える化して定期的に確認することが大事だと思っている。
テーマに入る前のところに書いたフレーズ。実は後半部分は分かる人には分かるAKB48のとある曲の前に必ず行われる円陣での掛け声で、初期の初期から20年近く歌われ続けている名曲(その名も「初日」)なのだが、曲を歌うたびにメンバーとしての基本を確認しあう掛け声には、いつもこちらもどこか感化されるものがある。
何度も教えてきているように、未勝利戦や条件戦はともかくとして、ダート戦はトップレベルに近づけば近づくほど、とにもかくにもモノを言うのは「格」と「実績」なのである。
時として大きな着差を付ける圧勝を続けて勢いに乗って上がってきた馬が一気の重賞初挑戦!というパターンであっさり負けてしまう、というパターンをよくご存知だろう。
最近ではサーマルソアリングという馬がダート初挑戦となったレースで2.2秒差という大楽勝を見せて、その勢いに乗ってオープンクラスまで連勝で勝ち上がったものの、単勝1倍台の断トツ1番人気で臨んだオープン初戦では既にオープンで実績のあった馬に跳ね返されて2着に敗れ、その後地方重賞を連敗してバッタリ止まってしまった。
ダート戦においては朝イチから行われている未勝利戦まで下位に広がる裾野は芝と同じかそれ以上と言ってもいいほどかなり広い。
しかし、上位が違う。芝においては三歳クラシックや秋古馬G1はもちろん、様々な距離や条件で春と秋に王者を決めるG1があり、他にも世代や性別限定のG1があって二歳馬にすら3つもG1が用意されているが、一方でダートに関してはJRAに限定するとさほど距離の違わないG1が早春と晩秋に一つずつ、合わせてたったの二つあるだけである。ウシュバテソーロがそうであったように、最近では本当のトップレベルのダート馬は外国や地方交流G1を目指すようになってしまった。
つまり、ダート界のピラミッドは上に極端に狭い形のピラミッド型になっており、従って一つクラスが上がると既にそのクラスで実績のある馬達がゴロゴロひしめいており、クラスの実力レベルは格段に上がる。
だから「格」と「実績」が大事なのである。多少斤量が重かろうが、多少間隔が空いていようが、実績のある格上の馬が出てきたら新参者とクラス慣れ途上の馬には厳しい戦いになる。
今回は断然の実績を持つ馬が断トツの1番人気。
土曜日のオープンクラスなので「S」にはしなかったが、まず大丈夫だと思っている。
■予想詳細
本命は川田騎手騎乗の根岸S馬、エンペラーワケア!
ぜひ過去の記事を遡って見てもらいたいが、今年の根岸Sで筆者が期待の本命◎に推し(自信度はB+)見事に応えてくれた根岸S優勝馬。
リステッド競走とはいえこんなレースに当年の根岸S馬が出てくること自体が過去に記憶はなく、土曜日にダートのオープンがあるなと出走馬を見ていて思わず目を疑ってしまった。
実績という観点では他を凌駕していると言っていい。
今年の根岸S時点では5戦4勝の明け四歳馬。
二歳時に芝でデビュー(5着)すると、ダートに切り替えた2戦目が10馬身差(1.7秒差)の大楽勝。その後は2勝クラス時にゲートで出遅れた一度だけ2着に敗れたものの、ドンカスターカップは0.7秒差、御影Sでは0.6秒差の圧勝で一気のオープン入りを果たした。
前述したように、こういうパターンで根岸Sのような格式あるレースにおいて1番人気を背負うと大抵は重賞の壁に跳ね返されてしまうことがよく見られるが、レースでは先団に付けてあっさり抜け出すと、最後は2馬身半もの差を付けて完勝してしまった。
そのままマイルのフェブラリーSにも出てくるかと思われたが、1400mにこだわったのか、状態の問題か、陣営のあれこれ(?)なのか、これをパス。
4ヶ月空けた前走はオープンの欅Sに出てきて2着に負けているが、休み明けでいきなり59kgを背負ったことも影響したか。ただし、良馬場で1分22秒1はもちろん好内容であり、勝ったコスタノヴァを褒めるべきだろう。
今回も間隔は空いていて同じ59kgではあるが、ダート馬にとって夏前に使うオープンと始動戦となる秋口のリステッド競走では意味合いが大きく異なる。ここからは一戦ずつキッチリ結果を出してくるはずだ。
杉山晴紀厩舎に川田将雅騎手のコンビ。今回のメンバー相手ならまず勝ちきってくれると思っている。
対抗にサンライズフレイム。
これも根岸S出走馬で、しかもエンペラーワケアにはしっかり負けたとはいえ、2番人気3着馬。エンペラーワケアが出てこなければここでは格上で、本命に推した可能性は大きいだろう。
根岸Sを敗戦した後は3月のポラリスSに出走してきっちり快勝。5月の栗東Sでは2着に敗れたが、トップハンデを背負った1番人気で、半馬身差と格好は付けた。
ただし、エンペラーワケアと比べると一枚半くらいは劣る印象で、同じ59kgは厳しい。
▲ペースセッティングはいつも相手なりに走る馬で、武蔵野Sのようなハイレベルのレースでも5着に走れてしまう。ここでもエンペラーワケアからコンマ2秒3秒差くらいのところには食い込んできそう。
3着候補として坂井瑠星騎手騎乗の△ライツフォルと△コパノニコルソンに印を回す。