☆函館記念
【第57回・G3】
函館競馬場・芝2000M
3歳上オープン/ハンデ/
サマー2000シリーズ第2戦
◎⑧トーセンスーリヤ
○⑮バイオスパーク
▲①カフェファラオ
△⑤ジェットモーション
△③ワールドウインズ
自信度:B
予想は馬体重の大幅な増減の有無による影響、パドックでの状態などを十分考慮の上、馬券は自己責任でお買い求めください。

昨日書いた通り、JRAが滅茶苦茶にした結果の「不正な」番組はやらないことにした。不買運動である。
したがってサマーマイルシリーズなのに小倉1800Mで行うという理解不能な中京記念は無視することになり、この函館記念が勝負レースとなる。
さて、函館記念はハンデ戦。近年は1番人気馬が苦戦しており、昨年に至っては15番人気と13番人気で決まって三連単は343万円の払い戻しとなった。これは別に荒れる前提で穴を狙おうなどというふざけたことを言いたいわけではなく、ハンデ戦であるということをきちんと理解して予想することが必要だということである。また、函館記念の場合は最も関わりの深いステップレースである巴賞をどう考えるかということも重要になる。

本命はトーセンスーリヤ!

カフェファラオはネームヴァリューが別格なのでともかくとして、マイネルウィルトスなんかより人気で下回る馬ではない。失礼極まりない。

昨年の新潟大賞典勝ち馬で、その次の宝塚記念では大圧勝したクロノジェネシスからは18馬身差付けられているが、サートゥルナーリアとは4馬身ちょっと、ラッキーライラックとは2馬身差だったことを考えればもちろん十分健闘したと言える。
近走でも休み明けの中山記念をハイペースで前付けしてヒシイグアスの3馬身半差に粘ったのも良かったし、連覇を目指した新潟大賞典も1馬身差の4着に負けはしたものの差し馬に有利なレースを一瞬先頭に立って粘りこみ、馬場を考えればかなり良い時計でもあったので内容は良かった。6歳馬だが、さらに力を付けていると見ていい。

函館は3戦して2着3回。適性としてはバッチリで、仕上がりも文句なし。ローエングリンxデュランダルという渋い血統だが、父ローエングリンは中山で走りまくった皐月賞馬ロゴタイプや器用さが求められる条件で強かったカラクレナイを出しており、ローカル重賞なら対応できるだろう。

横山和生騎手は最後までしっかり追ってくれる騎手。タフな函館競馬場を追いまくって勝ちきってほしい。

対抗にバイオスパーク。

内枠を引けていればおそらく本命だったと思われる馬。
去年の3着馬であり、福島記念を勝ちきるなど小回り2000Mのスペシャリスト。スムーズなら直線伸びてくるだろうと思われるが、15番枠で外を回らされると厳しいか。

カフェファラオは1番人気だが、本命にしている人以外の評価は「▲」が最も多いのではないか。笑
昨日、グリーンチャンネルでトラックマンが出演する番組も二人とも▲であった。

フェブラリーSでも内枠から芝スタートのところでしっかり加速しているので意外と芝も大丈夫かもしれないし、距離もシリウスSで1900Mを勝ちきっているのでこのぐらいまでは大丈夫かもしれない。やってみないと分からないので「かもしれない」としか言えないのである。

巴賞組は評価しなかった。
△に最近のトレンド「巴賞敗戦組」から不利で伸びきれなかったジェットモーションとワールドウインズを入れたが、今年は絡まないかもしれない。

マイネルウィルトスについては福島民報杯はドロドロの不良馬場を他の馬が嫌がった中で苦にしなかったがための圧勝で、そんなに大した馬ではない。凱旋門賞に出るとか、ふざけるのもいい加減にしてほしい。
岡田総帥はすごい人で海外志向なことも承知しているが、こういうバカな頭の悪い発想は嫌いである。