チャレンジしたほうがいい人

30前半の男性が、

A社とB社、どちらに行くか、

転職で悩んでいる。

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転職回数3回、次で4回目になる。

妻と1 歳の子供を抱え、

今年戸建を購入したばかり。

A 社は営業で､

業種は未経験だが、　

営業経験は2年ある。 

B社は事務で､

業種も事務経験も8年ある。

本人は接客が好きで、

コミュニケーション能力には

自信があると言う。

かねてよりやりたかった仕事で

Aから内定をもらえた。

やりがいを感じ、

仕事を頑張れる気がする。

ただ業種は未経験で、

一から勉強する必要があるそうだ。

B社は経験がある業種で、

おそらくそつなくこなして

安定していけると思っている。

給料は

B社のほうがややいいものの、

今後の伸び代はA社のほうがある。

昇進もA社のほうがしやすい。

本人としては

A社でチャレンジしてみたい

という気持ちがある。

営業ということもあり、

成績を残せるか不安なものの、

営業職は経験があるし、

憧れていた業種で、

辛くても頑張れると言っている。

一方で、

妻子持ちで、　

戸建を購入をしたこともあり、

B社で安定を選んだほうが

利口な気もしている。

年齢、転職回数含め、

最後の転職にしたいので、

どちらがいいか、　

本当に悩んでいると言う。

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「不安はあるがチャレンジしたい。

自信はある」ということなら、

A社でいいと思う。

「チャレンジしたいが不安がある。

自信がない」ということなら､

B社にしたほうがいい。

たぶんこの人は、

自分の中ではA社に決めている。　

「接客が好き」

「コミュニケーション能力には自信がある」

「かねてよりやりたかった仕事」

「チャレンジしてみたい」

「辛くても頑張れる」

という言葉から、

それがわかる。

「B社で安定を選んだほうが利口」

と言うが、

それは消極的な理由で、

この人の性格からして、

B社には安住できそうにない。

2、3年したら、

「やっぱり自分のやりたい仕事にチャレンジしたい」

と言い出す可能性が高い。

それなら、

今のうちにチャレンジしたほうがいい。

もし失敗したとしても、

ギリギリやり直しはきく年齢だ。

自分の性格をよく見極めることが大切だ。

内向的な人間なら、

あまりチャレンジなどしないほうがいい。

ただ、

外交的な人間は

チャレンジするほうが似合っている。

自分がどちらのタイプかは、

自分の心に聞いてみるのが一番いい。