以前、サイトで見た中に、あまりにも理不尽だと

憤慨させられた相談があった。

幼稚園へ実習に行った学生が、受け取った評価に

衝撃を受けたというものだ。

以下に引用する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 1か月間の幼稚園実習は、先生方も暖かく、

とても充実した実習だと感じていました。


しかし、返ってきた実習態度の評価はD


 理由は、

 ①個人票に貼った証明写真の前髪が、眉毛にかかっていたこと

 ②出勤、退勤時の靴が、スニーカーではなかったこと

 ③髪色

 3点だそうです。


靴のことについては、実習中にご指摘を受けたので新しくスニーカーを買い、次の日から変えたのですが、残り2点のことについては想像もしていなかったので、とても驚いています。


特に髪色は、実習1週間前に黒に染め、不安だったので、大学の先生にも髪色チェックをしてもらいました。

普段、自分の茶色の髪色を見慣れている私は、

染めてから実習中に、どんどん色が抜けていることに気づけませんでした。


そして、園側が、今後の私の大学からの実習生の受け入れを考えていること(実習の受け入れを拒否する)私からの報告(詫び状)待っていることを知らされました。

最終日、担任の先生も園長先生も、「これから頑張ってね!」と笑顔で送り出してくれたので、あの言葉の裏で、こんなことを考えていたのかと思うと、心臓がギュッとなります。


元々気弱な性格なので、「こんなことで」と思うかもしれませんが、今死にたいという気持ちでいっぱいです。

 

どうすればいいと言うか、どうやったら前向きな気持ちになれますか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


他の方のコメントを見ると、

「現場では、

若いママが常識外れの要求や抗議や謝罪の要求をしてくる。

現場に出る前に教えてくれたので、

有り難いと思えばいい」

とか、

「余り深刻に考える必要はない。

写真と靴、 髪の色のことは

今回勉強したから、

今後はそれだけ気をつければ済む。

失敗したら

学習して立ち上がればいい。

大人の社会では

言葉に裏と表がある。 

今回いろんなことを勉強できたと思うので、

それを糧にして 

よりよい社会人になってほしい」

とかいう意見があった。


私の考えは、

この学生は、何も悪くないと思う。

この幼稚園がおかしい。


「証明写真の前髪が眉毛にかかっていたこと」

で評価を下げられたというのは、 

言いがかりとしか思えない。

また、

スニーカーのことは

注意してくれたのだからまだしも、 

髪の色はどうして注意してくれなかったのか。

地毛が茶色なのを

わざわざ染めてまでして行ったのに、

色落ちしたのなら

指摘してくれればいいものを、

実習が終わってから

不意打ちのように評価するというのは、

やり方が汚いと感じる。


教育的な観点から言っても、

今は幼稚園にも 

外国ルーツの子供が増えているのだから、

「髪は黒」という

ステレオタイプな考えは

現状に合わなくなっている。

何よりも、

自分の本当の姿を変えなければ

受け入れない

というのは、間違っている。


さらに、

「園側は、

今後の私の大学からの実習生の受け入れを考えていること(実習の受け入れを拒否する)、 私からの報告(詫び状)を待っている」

に至っては、

一般社会の人間の言うことではないと思う。


私は、

幼稚園のことはわからないが、

他の方のコメントを見ると、

よくあることのようで、

こういうことも

笑って受け流せるようでないと

務まらない業界なら、

自分に適性があるかどうか、

考えたほうがいいと思う。


まずは、

自分の気持ちと考えを整理した上で、

大学の先生と

園側への対応策を相談したほうがいい。 


その際に、

この園の言っていることは、

まともなのかどうかも

先生に確認したほうがいいと思う。


自分を責めるばかりではいけない。

内向的な人間には難しいことだが、

間違っていると感じたら、

そう言わなければならない。