Webエンジニアの人が転職活動をして

複数内定をもらい、

最終的に絞った会社に勤めているが、

現状に後悔していると言う。


当時内定を辞退した会社の方に興味関心が強く、

価値観的にもマッチしているように思えたが、

以下の理由から内定を辞退したそうだ。


①業務内容や求められるパフォーマンスレベルが

 現状よりとてつもなく高そうだったこと

②前職での業務において

 あまり評価をされていなかったことと、

 仕事にあまりついていけていなかった

 と感じていたこともあり、

 自身の能力に対して自信を失っていたこと

③選考の段階で、

 「〇〇の業務についていけないと厳しかったり、

 苦しい想いをします」

 といった意見を言われたために、

 ハードルの高さを感じてしまったこと


上記のことから、

内定をもらった会社での

業務についていけるイメージが湧かず、

入社したとしても

早々に退職をしてしまうだろう

危惧したようだ。


結果的に、

今の会社に内定を受けて勤めているが、

チームにおける価値観や

仕事の進め方に違和感を感じており、

既にモチベーションを維持しづらい状態らしい。

こんなことになるぐらいだったら、

挑戦的な意味でも

断った会社を選んでおけばよかった

と後悔しているとのこと。

当時悩んで考えた末に選んだ選択なので、

こういうことは考えない方が良いと

頭ではわかっているが、

やはり現状に対する悔しさが拭えない。


良い未来を作るには

今を精一杯頑張るしかないとは分かっているので、

どうすればこの思いを断ち切ることができるのか

と質問している。

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この人は、

たとえ内定を辞退した会社に入っていたとしても、

やはり同じように後悔しただろう。

内定を辞退した理由からも分かるが、

私と同じで内向的な性格なのだと思われる。

積極的に前に出るタイプではない。

「挑戦的な意味でも

断った会社を選んでおけばよかった」 

と言っているが、

その時にすれば「挑戦」だったろうが、

今となっては、ただの後悔にすぎない。

「良い未来を作るには

今を精一杯頑張るしかないとは分かっている」

のだから、

断った会社への「思いを断ち切る」ためには、

その時の自分の判断は正しかったのだ

と信じることだ。

その会社に入っていたら、

もっと大変なことになっていたと、

自分の判断に感謝すればいい。

それでも納得できないなら、

今の会社は3年間と期限を決める。

そこまで頑張ってみても転職したいなら、

すればいい。

ただし、

Webエンジニアの仕事は変えないことだ。

私も20回近く転職してきた。

会社は変わっても同じ仕事を続けてきたから、

60歳を過ぎても仕事には困らない。

軽々しく転職するものではないが、

かと言って

それほど深刻に考えるほどのものでもない。


自分の好きにすればいい。

そうしているうちに、

だんだん納得できるようになってくる。