『釣りバカ日誌』という漫画がある。

1979年から連載が始まり、

今も続いている。

西田敏行主演で

映画化もされた。


この漫画の主人公か

ハマちゃん。

仕事よりも

趣味の釣りのほうが大事

という平社員。


出世しなくても気にしない。

社長とも対等に口をきくという性格で、 

だれとでも友達になれる。

典型的な外向型人間だ。

 

内向的な人間にとって、

ハマちゃんは羨ましい限りだ。

あんな性格になることは、

とてもできないが、

ハマちゃんほどの

釣りバカにはなれなくとも、

趣味を持つことはできる。


仕事以外にやりがいを持てれば、

仕事に対して

過剰な期待をかけることは

なくなるのではないだろうか。

 

もちろん、

仕事にやりがいを求めることを

否定はしない。

しかし、

今の会社での仕事が

安定しているなら、

それで十分ではないか。


それ以上のやりがいを求めて

転職や独立をするのは、

それ相当の能力がないとできない。

自分に

そんな能力があるのかを

厳しく見つめることが必要だろう。

 

それでもし、

迷うようなら、

辞めないほうがいい。


一切迷いはない、

どうあっても

自分のやりたいようにやる

という思い切りがあるなら、

苦労を覚悟のうえで

退職するのもありだと思う。

 

内向的な人間は、

迷うようなら

やらないのが正解だ。

私自身の経験から

痛感している。