少々ブログ更新が滞っておりました。
実は、7月末から母方の祖父母が入退院を繰り返したり、施設に移る準備をしたり、急遽引越しが決まったりで、
孫である私も少しだけお手伝いに出動していました。
2人は80代後半で、戦前の生まれです。
終戦当時、祖父方の曾祖父(祖父の父)は小学校教員、祖母方は日本語学校の教員であり、
祖父は樺太で、祖母は朝鮮で終戦を迎えました。
7月末に祖母が手術を受けた際、術後経過が芳しくなく、8月に再入院。
かなり身体へのダメージが大きかったようで
脳が萎縮したり、今まで問題なかった腎臓が悪くなったりで
一時期、かなり危険な状態だったそうです。
祖父も同時期に同じ手術を受けましたが、僅か5日で退院。
その後、祖父の様子を見に行った際、言われたのが
「9月末でこの家を売ってサ高住に移る」
「もう不動産屋さんとは話が付いてる」
え、あと1ヶ月で引っ越すの?!
急いで母に連絡し、翌週から引っ越しの準備が始まりました。
祖父母の家に置いてある私物や、欲しいものは持って行きなさいと言われたので、
泊まりに行った時用の化粧品と、
私が小さい頃からお気に入りの掛け布団(祖母お手製!)、
若い頃の曽祖父母〜私が生まれた頃までのアルバムを持って帰りました。
あとは母が取っておきたいと思ったものを少々。
祖父母の家は、私が2歳の時に一軒家から移ったマンションで
みんなで内見に行った日のことを覚えています。
あれから二十数年が経ち、
家主が1人いない状態で退去するとは
誰が予想したでしょうか。
社会人になってからは12/30の仕事納めを終えて、まっすぐ祖父母の家に泊まりに行っていました。
いつまで年末を一緒に過ごせるんだろう、来年もここで過ごしたいと、毎年思ってきましたが
去年まででした。
引越しは無事完了。
昨日、祖父のところへ遊びに行きましたが、落ち着いたようです。
祖母も自分で歩けるようにまで回復したので、もう少しで施設へ移ります。
残念ながら脳の機能はかなり落ちてしまい、24時間の支援が必要だそうです。
まだ私のことを覚えてくれているので、
後悔することの無いように、自分にできることをしていきたいと思います。
私は基本、車を出したり病院に面会に行く程度のことしかしていませんが、
祖母の預金関係や金融機関への手続きの仕方などを聞かれて
ちょっとだけ仕事が役に立った瞬間でした笑
