はい、2009年のダーク系を代表する(?)作品のノベライズですね。
著:凪小石 挿絵:馨。 原作:Nitro+
「装甲悪鬼 村正 暴走編」です。
・・・え~と。
これは・・・。
どうなってる?
はい、装甲悪鬼村正といえば、Nitro+10周年記念作品と言うことで、かなり力の入った作品として、昨年発売されたR-18指定のPCゲームでゴザイマス。
スラッシュダークADVと銘打たれたこの作品、かなり独特の雰囲気を持つシブい作品で、萌えキャラの萌えキャラによる、大きなお友達の処理専用ゲームとは、一線を画す久々にNitro+らしいものでございました。
シリアスダークにコメディとラヴをひと匙ずつ加えた物語、全体的に明るさを抑えた画面はもはや暗すぎて何がなにやら判らないほど。
音楽も物語、場面、人物にハマり込み、彩りを与えています。
そして、主人公の苦悩、懊悩、煩悩。
ソレを包みこみ、ぶち壊し、踏みにじるヒロインたち(微妙ニ違)。
ですが、ですが、ですがぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっ!
この暴走編は、原作のシリアスダークを一切削ぎ落とし、一部キャラを除く、ほとんどの脇役~Mobキャラまで、錚々たるメンバーを揃えて、ラブを一匙、後は全部ぶっ飛んだブラックジョークコメディなモノとなっています。
カラーページの次の扉には、
「これはマトモな物語ではない。本編を欲するものは不要である。」
と、原作を彷彿とさせる割に、何処かネジがズレまくったあおり文が書かれる程、内容はぶっ飛んでおります。
原作のイメージを大事にされたい方は、ぜひお読みになるのをおやめください。
ある意味精神的ブラクラな内容も含みますので(そうか?)、取り扱いには是非ともご注意を。
ニトロプラス劇場 装甲悪鬼村正 暴走編 (なごみ文庫)/凪小石

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