さて、書くのを忘れてましたね。

:一の倉裕一  挿絵:巳星 要

「シンクロニシティ・ゼロ」です。



人類が産み出してしまった人類の敵「エピジェネティク」。

過ぎたる科学がもたらした生物と戦うのは、同じ技術から生み出された、「エピノーム・スーツ」を着用した高校生だった。



スーツの適用者を育てる学園で神宮寺隼人は、伝説と言われる「シンクロニシティ・ゼロ」の呼称で呼ばれる少女と出会う。

スーツとの500%シンクロと言う、常識を超えた数値を希望する少女・木佐薙令は、隼人の口にした言葉を聞いて、おもむろにキスをしたのだった。



強すぎる能力を持つ人間は孤立する・・・と言うが、こと戦闘に於いてソレは味方の崩壊すらも起こしかねない。

さらに、他者を見下すような発言を繰り返す令に、学園きってのエース・鞍崎麻耶は対人シンクロの強さを、隼人とのペアで見せつける。


麻耶とのシンクロのすごさを見た令は態度を一変させ、隼人とのペアを希望してきた・・・。

だが、令が対人シンクロをしたがらないのには、理由があった。

しかし、必死な彼女を見ていくうちに、隼人は協力していくのだった。

・・・デートの真似事をしたりとか、だったが。







強いヒロイン。

でも、その強さはもろいものでした。

だから、ソレを包み込む優しさを知って、ヒロインは大きく羽ばたくのです。

う~ん、ヒーロー物ではあるのでしょうが、二人の力を合わせてより強くなる・・・。

どこかありがちな設定では有りますが、とても某戦隊ヒーローや某ライダーモノのようにドキドキワクワクしながら読めました。

状況の緩急の付け方も良く、さらには登場人物の意外な一面にクスリ、とさせられてしまう等、隅から隅までエンタテインメントでした。

さらには、続刊を匂わせる終わり方もまた、心憎い。

続刊、あるでしょうか?





シンクロニシティ・ゼロ (HJ文庫)/一の倉裕一

¥650

Amazon.co.jp