私は、千葉にいたのは3歳まで

3歳半ば、みんなが来年から幼稚園に行くからと

ママたちと、幼稚園へお話聞きに行ったり

するのにも

私はついていき

幼稚園の制服を合わせてみたり

 

「ららちゃんは、どうされるのかなぁ」

 

などと、お友達のママも困った感じの中

そんなことは気にもせず

 

「私も幼稚園行けたらいいなぁ」

 

と、他の友達に付き添っていた

 

今考えると

これも変だな(笑)

友達の幼稚園準備に、行かない私が母親なしでついて行ってるのだ

 

私の母はどういう感じなのかと今なら思う

 

「お友達はね、みんな幼稚園へいったんだよ!ららはいつ行くの?楽しみだなぁ」

 

と母に言ったのを覚えている

私にとって千葉でのお友達関係や、生活環境はとても楽しいものだったのか

すっごくよく覚えている

 

それから間も無く、兵庫へ引っ越したのだ

 

引っ越した先は、街灯はない山だらけの田舎

それはそれで楽しく過ごすのだが

1週間ほど過ぎたある日

 

私「ママ。いつ千葉に帰るの?」

 

母「もう帰らないよ。」

 

私「(ガーン)」

 

そういえば、こちらに来る前に

お友達やお友達のお兄ちゃんをお家に呼んで

パーティーしたな

楽しかったな

あれがお別れ会だったと

今気がついく私

 

子どもって、大人が思ってるほどバカじゃない

ちゃんと言ってやってよ

「引越しするからちゃんとみんなとお別れ言いなさい」

って。

 

私と私の母は最善の関係らしい

 

どういう最善なのか

 

私の両親はかなり丁寧ではない気がする