日本軍慰安婦制度は性奴隷制度だっとコリアンは言いますが、では戦後韓国ではこの制度はどうなったでしょうか。正解は、「日本軍解体後も韓国軍が引き継いだ。名称まで『イアンブ』という言葉を使った」となります。韓国政府は慰安婦への補償を要求していますが、それって1965年に締結した日韓基本条約とどういう関係になるのでしょうか。こういった基礎知識が案外、欠けていることがあります。今年は慰安婦問題が正念場を迎えますが、正確な知識を持たないとたたかいに勝てません。
 自由主義史観研究会では、毎年5月から6月ごろ、東京で授業づくりを中心としたセミナーを開催していましたが、今年は上記のような趣旨から、急遽、慰安婦問題の学習・講演会に切り換えます。一般の方々もこの機会にぜひ自由主義史観研究会の会合にお出で下さい。

■日時 5月24日(土) 午後1時30分開場・2時開会(4時まで)
■会場 文京シビックセンター 3階会議室2
■テーマと演題 「戦後日韓問題の原点と慰安婦」
  山﨑ちあき(拓殖大学大学院学生)
    「日韓基本条約とは何だったのか」(40分)+質疑応答(15分)
  藤岡信勝(拓殖大学客員教授)  
     「日韓関係と慰安婦問題」(40分)+質疑応答(15分)

*終了後、懇親会もあります。