先月、狭間鉄さんと三原に向かいました。
狭間さんは40年前に戸野広浩司さんと一緒に帰った場所。
40年前に写した一枚の写真があります。
若き日の戸野広浩司さんと狭間鉄さんの2ショット写真です。
この場所はどこなのか?
どうやって撮影したのか?
こんな謎はずっとありました。
狭間さんも詳しい事は忘れてしまっておりました。
今回の三原行きはその謎を解き明かす旅でもあります。
戸野広さんの甥っ子さんの車で三原市内の神社仏閣を探し歩き、
狭間さんの
「ここじゃないねぇ」
の言葉を繰り返します。
まさか尾道まで行ってるのだろうか?
という疑問も湧く中、
「そういえば…!」
狭間さんから謎を解くものすごいキーワードが!
「それなら、あそこかも」
車が30分走った先はとあるお寺。
何故か、
「狭間さん!たぶんここじゃないですか?」
お寺に向かう参道で気づきました。
右に山に登る石階段が妙に覚えがあったからです。
どんどん参道を進むと門がありました!
「ここだねぇ…」
優しく狭間さんが門に寄っていき、
左側の戸野広浩司さんが座っていた場所を撫で始めました。
「ここに野郎が座ったんだよ。思い出した。写真撮ろうか」
40年ぶりのショットです。
戸野廣浩司記念劇場のTシャツの中に…。
撮影方法は
おそらくタイマーにして、対になってる向かい側の同じ所にカメラをおいたのでしょう。
戸野広さんがやや狭間さん寄りに身体が曲がってるのもフレームを気にしてだと思います。