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2011年4月10日〜相馬〜

$I&I郡山青年隊

4月10日。
メンバーは自宅退避エリアの相馬に行きました。

上の写真は、元々住宅地だった場所です。
ただ知って欲しいのは、倒壊した家の建材やがれきを撤去した後では無く、全て津波に持っていかれてしまったままだと言う事です。
まだほぼ手つかず、震災1ヶ月でこの状態という事です。



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原発の事故以降県内外へ避難した方々も多いですが、各家庭の諸事情あり、このエリアに残ってらっしゃる方も存在します。


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「家族のアルバムが見つかった。」と喜ぶ家族の数十m先では自衛隊の捜索活動が続く。


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水たまりは海水。海岸から数kmまで広がっている。


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物資の配分を行っている『相馬ロータリークラブ』。


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今回の郡山からの物資はこちらに届けさせて頂きました。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます。



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中には衣類、食糧、生活用品などの物資が小分けにされていました。


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個人や近所の商店から届けられた物資を小分けにし、家が流されてしまったご家族優先で渡してます。


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物資は集まっています。でも、
集まっているのと、『届いている』のでは全然違います。
今も自宅退避エリアの方はご自宅、避難所に避難していて、これからも復旧のメドがつくその日まで生活を続けていくのです。
当然、飲料水や食糧、ティッシュやトイレットペーパー等の生活用品は継続して必要で、全然足りていないのです。

生活するのに「無くなったら困るもの」を想像して思い浮かぶ物が、今ほとんど無い状態です。



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I&I郡山青年隊はこれからも皆さんのご協力をお願い致します。


はじめに。

2011年3月11日、私たちは『東日本大震災』と言う未曾有の災害に遭いました。

特に太平洋沿岸地域は津波の被害も合わさり、福島県では原発事故それによる風評被害など、現時点でもなお様々な困難が続いています。

震災後、福島県郡山市を中心に活動している音楽関係者と仲間達で、被災地での炊き出しや、物資の運搬などを始め、震災から一ヶ月の現在も全力で継続中です。

私たちは公式のボランティア団体でもチャリティー団体でもありませんが、
『I&I郡山青年隊』
と呼称を決め、現地の仲間やNPO団体様と協力し、これからも全力で東北の復興に協力します。

このブログはそんな我々の活動記録と現地のリアルな状況を写真と文章でお伝えします。

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