厚生労働大臣の舌禍… | IAN45=Intelligence Agency on N45

厚生労働大臣の舌禍…

「厚生労働大臣が“女性は子どもを産む機械”と言った」と言われると、「随分と大胆な…」と愕く…「子どもを産む」というのは、「母親になる」ということで、「工場の機械が何かを生産する」とか、「家畜の繁殖」というものとは違う筈だから“大胆”だと思ったのだ…

女性は勿論子どもを産む訳だが、それぞれに色々な人生がある訳で、産まない場合も、産めない場合もあるであろうし、子どもを産んで育てるだけが人生でもないし、そうしようと思っても、し難い状態もあるのかもしれない。

件の大臣は、「子どもを産む方の数が限られる以上、2人目以降を希望された場合、それを叶えていただけるように…」程度の主旨を伝えたかったようだが、「女性は子どもを産む機械」という話しが「随分酷いことを言うじゃないか…」と波紋を拡げている…

この一件で思ったことがある…

言葉と言うものは、“発せられる瞬間”までは「発しようとする人のモノ」だが、“発せられた後”は「寧ろ受け手のモノ」であるというようなことだ…

私もこうした型で言葉を発している…私は、私が何か思ったので、思ったことを言葉にして発しているだけのことだが、発せられてしまった後は、寧ろ受け手のモノということになるのである…

ということを記憶に留めておきたい…

私は男性だ。子どもの母にはなる筈がないが、父にはなる可能性はゼロでもない…が、最近は時々思う…「今からなら…生まれてくる子どもが成人式になる頃にはいい加減な年で…そろそろ難しいのか?」というようなことである…

私のことはどうでもいいが、大臣の発言が広げた波紋は、もう少し続きそうな気がする…

日刊スポーツ
柳沢厚労相発言、高市氏「私は不良品か」

 柳沢伯夫厚生労働相(71)が、女性を「産む機械」と発言したことに29日、自民党の女性議員からも疑問視する声が相次いだ。高市早苗・内閣府特命担当相(45)は、病気が原因で子供を産めないことを打ち明けた上で「私は“不良品”ということになる」と不快感を示した。不妊治療を続ける野田聖子衆院議員(46)も「軽率」と話した。野党3党の女性議員は柳沢氏に辞任要求書を提出。安倍晋三首相(52)は、またもや任命責任を問われそうだ。

 柳沢氏の「産む機械」発言に、同じ自民党の女性議員も黙っていなかった。この日の衆院本会議開会前、柳沢氏の席の前に、白いスーツを着た女性議員が立った。安倍内閣の閣僚、高市氏だった。わずかな時間だったが、高市氏は発言の真意を問う質問をぶつけた。

 本会議後、高市氏は「(発言の)脈絡や正確な文言を確認していなかったので聞いた」と述べ、「率直に言うと、機械や装置という言葉は不適切だと思う」と不快感を示した。続けて「私自身、過去に病気をして、子供を授かりにくい、というより授かれない。私は機械なら不良品かな、ということになる。同じ事情を抱える人、健康でも授かれない人もいる。女性が頑張っても少子化はなくならない」。プライベートな事情を交えながら苦言を呈し、「不適切」と繰り返した。

 「最初に聞いた時は驚いた。柳沢さんは女系家族で、女性に敬意を持って接していると聞いていた」。閣僚同士だけに「真意は理解した」と表立った批判は避けたが、表情は硬かった。

 不妊治療を受けていることを明かした野田聖子氏も「軽率だと思う」。前少子化担当相の猪口邦子衆院議員(54)は「機械であるというその言葉自身は、完全に否定されるべき言葉です」と話した。

 一方、民主、社民、共産の野党3党の女性議員28人は29日夕、柳沢氏に会い、発言撤回と辞任要求を求めた。福島みずほ社民党党首(51)は「最低の許されない発言。とことん辞任要求する」。柳沢氏は「妻も働いており、娘にも男性と同じ教育を受けさせた」「おわびする」などと釈明して、席を立ったという。

 柳沢氏は、本会議で「国民、特に女性に申し訳ない。深くおわび申し上げる」と謝罪。安倍首相は柳沢氏に厳重注意し、辞任させる考えは示していないが、自民党幹部からも「軽はずみな発言」(中川秀直幹事長)と批判が出ている。野党側は、柳沢氏の辞任要求と安倍首相の任命責任追及で反撃を強める構えだ。