【ストーリー】
時は天保8年秋の夕暮れ。江戸麻布の遊郭の、さむざむとした座敷。
そこにいるのは、年増女郎・宮城野となじみ客の絵師・矢太郎の2人。
その日、矢太郎は自分の師である天才浮世絵師・東洲斎写楽を自身の手で殺めた。
それを察した宮城野。彼女は矢太郎のために人生をかけた「嘘」をつく。
その「嘘」は、運命に翻弄されつつも、己が信ずる情の世界を生きるひとりの女郎の命をかけた愛の証。
果たして、東洲斎写楽殺害の裏に隠された真実とは・・・
今さらですが、舞台を見てきたときのお話です
この話はとんでもない、自己犠牲のお話
伝わってくるのは女郎・宮城野の慈悲深さです
その慈悲にはきっと嘘はないけど、
私は、最後にどこかで宮城野は矢太郎を恨んでいたと考える
自己をささげることは相手を助ける手段でありながら、相手の心を苦しめることでもあると思うから
そうでなければ、私は彼女を理解はできない
キレイで、緊張した、初めての舞台見物体験でした☆
高すぎる、大人の遊び~