今日、悲しいニュースを二つ見つけました。
日経の社会面で。
一つ目は法務教官が収容中の少年に暴行していた事件。
二つ目は自分の長女のポルノ写真を撮影した母親の話。
なんだろうね、この感じ。
あっちゃいけないことだと思うの。
許されないし、本当に悲しいことだなと思うのです。
でもたぶん事件の法務教官たちも最初はそんなつもりじゃなかったはずだと信じたいのね
でも、何かが変わっちゃって、凶暴な性格が現れちゃって暴走してしまったんじゃないのかな。
自分の長女の写真を撮った母親もね、
もしかしたら、生活がどうにもならないくらい苦しくてとか、
本当にやりきれないことがあったんじゃないかとか、
それを含めて社会全体に問題があるなら、母親だけを責めて終わっちゃうのは意味が無いんじゃないかなと思いました。
それにね、同じ人間だから、自分だって、同じ部分を持ってるはずだと思うの
自分は違うから、っていうのは、なんだか怖いなってよく思うんです
だって、歯車がくるって、自分だって、凶暴なことをしてしまうかもしれない
それでなくたって、気分にムラはあるし、賢人にはなれなくて、
ひとを悲しませたり、傷つけてしまうときもあったり、
小さな凶暴は日常の中にも確実にあるんだもんね
そんなことを思ったわけです
その紙面の隣になんですが、
岩手宮城で起きた内陸地震で行方不明になっていたご夫婦の遺体が発見されたっていうニュースがあって、
その発見された旦那様が奥様をかばうような格好だった、っていうんですよ
なんだか、ジーンとしてしまいまして。
本当のことはわからないですよ、もしかしたら偶然だったかもしれない
でも、「きっとそうだったんだよ」「そうだね、そうに違いないね」なんて、
話す方が実際におられて、こうやってニュースになっている
そういうひとの心の暖かさ、これもまた同じ人間として、共通して持っているんじゃないかとね、
私は思うんです、信じてしまうんです。
二つのニュースに違う涙があるなあという話でした。
長くなっちゃって、ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
さー、今日であと本命試験まで10日前後!がんばります☆