〜“不労所得”の正体と、100人リストの謎ルール〜

こんにちは🌿
前回は、「製品の使い方セミナー」で、
またもや現地に呼び出され、お金まで払って学ばされた…というお話をしました。
今回はいよいよ、“ビジネスモデル”の話が本格化していきます。
…とはいえ、ここからが本当の地獄の始まりだった。

「仲間を集めていくのが“ビジネス”なんだよ」
製品も買った。使い方も学んだ。
「じゃあ、あとは誰かに紹介するだけ!」って感じで言われた。
そう、結局は「仲間集め」=「紹介ビジネス」だった。
でも、「誰に?」って思うじゃん。
そしたら言われたのがこれ。
「まずは、知り合いを100人、紙に書き出してみよう!」
……え?今どきそんなアナログ!?って思ったけど、
「まずは“出すこと”が大事だから!」とか言われて、本当に紙とペンを渡された(笑)
高校の同級生、職場の人、SNSで繋がってる人……
何でもいいからとにかく書け、と。
あの瞬間、「あ、これはやばいやつだ」って少しだけ思った。

そしてまた、例のセミナーへ
この“ビジネスの仕組み”を学ぶために、また呼び出された。
今回のテーマは「収益構造の全貌」らしい。
ようするに、**「誰かを紹介したら、いくら入るのか」**っていうリアルなお金の話。
「ここが一番大事なとこだから、しっかり聞いてね!」って言われて参加したけど……

写真NG、録音NG、iPad禁止。メモのみ。
まずびっくりしたのが、**「撮影・録音一切禁止」**というルール。……いや、秘密主義すぎない!?笑
肝心の“金額の説明”はというと、
早口すぎて全然メモ間に合わない。
「〇人紹介したら×%の還元」
「その人がさらに紹介すると△円発生」
みたいな話が次々出てくるけど、複雑すぎて頭が追いつかない。
何度も行った後に今ならわかるのが、結局最初に始めた時のあの25万ぐらいの購入が大切だった。
それの割合が入ってくる感じだった。
「えっ、今のどういう意味?もう一回……」ってなってたら、周りは必死に書いてて置いていかれる。

「慣れればわかるようになるから大丈夫」?
終わったあと、「全然ついていけなかったんだけど…」ってこぼすと、
あの人がサラッとこう言った。
「何回も聞けば慣れるよ!俺もそうだったし」😊」
……え?
つまり、“何回もこのセミナーに来い”ってこと?
毎回1,000円払って?交通費も時間もかけて?

不労所得って、どこにあるの?
この頃、やっと気づきはじめた。
「これ…めっちゃ労働じゃん」って。
だって、
- 何回もセミナー通う
- 仲間を探す
- 紙に100人書く
- DMする
- 会って説明する
- Zoomも開く
- それでも断られて、また別の人に連絡する…
一体どこが“不労”なの??
これはもう完全に、“営業”だよね?
それも、給料が出ない営業。
やればやるほど、セミナー代と交通費でお金が減っていく。

次回予告:「最初の紹介相手は…まさかの身内?」
「誰かに紹介しないと稼げない」
そう言われて、最初に勧める相手として言われたのが——
なんと、家族や親友でした。
「信頼関係がある人の方が始めやすいから」とか言われて、
私はついに、親友にこのビジネスを話してしまうことに……。
次回もぜひ読みにきてください🌱
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