こんにちは、ティンクです☘️

NetflixでTOP10入りして話題の映画『化け猫あんずちゃん』を観ました!

見た目はふわっとしてて可愛いタイトルなのに、

中身はめちゃくちゃ深くて、ちょっと怖くて、心がギュッとする不思議な物語でした。

今回は、ネタバレも含めつつ感想と考察をじっくり書いていきます。


■ 『化け猫あんずちゃん』ってどんな映画?【あらすじ】

物語の主人公は、心に傷を負った少女。

そして彼女の前に突然現れたのが、口の悪い不思議な化け猫「あんずちゃん」。

舞台は、死者の世界とも現世ともつかない“不思議な村”。

この村で少女が出会う出来事を通して、**命の意味や“自分を許すこと”**の大切さを描いた作品です。


■ 感想:あんずちゃん、めちゃくちゃ良いキャラだった…!

まず言いたい。あんずちゃんが最高すぎる。

口が悪くて毒舌だけど、実はめちゃくちゃ優しくて、誰よりも人間くさい。

可愛さと哀しさが絶妙に混ざってて、すごく惹かれるキャラクターでした。

主人公の女の子(名前は伏せておくね)が、心を閉ざしていた理由もわかるし、

あんずちゃんとの出会いで少しずつ元気を取り戻していく姿には、思わず涙…。


■ 考察①:なぜ、

お母さんは地獄で掃除をしていたのか?

一番印象に残ったのがこの場面、

(お母さんが地獄で掃除していた)ってどう言うこと、、、?

これは明言されていないけど、

個人的には「母親自身も、何か心残りや罪悪感を抱えていた」のではないかと感じました。

地獄=罪を背負った人の場所、ではなく

**“自分自身を許せない人が行く場所”**として描かれているのかもしれません。

つまり、母も何かを後悔し、許される準備をしていたのでは…?

この“掃除”という行動が、浄化や贖罪の象徴だとしたら、

とても静かで、優しい地獄だな…と思わされます。


■ 考察②:化け猫あんずは、誰に見えていたのか?

これもかなり不思議でしたよね。

村の人たちの前に普通に存在してるあんずちゃん。

でも時々、「人間には見えてないのかも?」と思うような演出もあって混乱しました。

私はこう考えました👇

「あんずちゃん」は、人間の“心の闇や孤独”に反応して現れる存在。

主人公のように、心に傷を負った人にだけ、ハッキリ見える。

だから、周囲の人にはただの猫に見えていたり、

もしくは「猫の姿をした“何か”」として曖昧に認識されているんじゃないかと。


■ 考察③:この映画が描いたのは、“心の再生”

主人公が最後、ちゃんと笑えていたことが何より嬉しかった。

それは、ただ元気になったという意味じゃなくて、

自分の悲しみと向き合い、自分を許してあげられた証拠だと思いました。

この物語は、命とか死とかの話でもあるけれど、

本質的には、

「自分を受け入れること」

「心の中にいる“あんずちゃん”に気づくこと」

がテーマだったのかもしれません。

■ 『化け猫あんずちゃん』は誰に観てほしいか?

✔ 心が疲れてる人

✔ 過去に後悔がある人

✔ ちょっと不思議な物語が好きな人

✔ 猫が大好きな人

こんな人にめちゃくちゃ刺さる映画です。

一見ファンタジーだけど、めちゃくちゃ現実的でもある。

▼関連リンク

🎬 『化け猫あんずちゃん』はNetflixで独占配信中!

📘 書籍化・グッズ化

最後に:あんずちゃんは、きっと誰の心にもいる

あの毒舌で優しいあんずちゃん。

彼女はもしかしたら、**私たちの心の中にもいる“もう一人の自分”**かもしれない。

つらい時、悲しい時、何も言わず寄り添ってくれる存在。

それが“化け猫”であっても、不思議と安心する。

そんな温かい余韻をくれる作品でした。

ぜひ感想、聞かせてくださいね🐾

コメントも大歓迎です!

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