こんにちは、ティンクです。
今回は、私が最近観て衝撃を受けたアニメについて書かせてください。
その名は――
『タコピーの原罪』
たまたま観始めたのに、たった3話でここまで感情を揺さぶられるなんて思わなかった。
絵が可愛いからって油断して観たら、心えぐられるので注意⚠️です。
🎨可愛い絵と、あまりにも残酷な世界のギャップ
主人公は「ハッピー星」からやってきた、タコみたいな宇宙人・タコピー。
言葉も話し方も、ちょっと間が抜けてて、かわいくて。
最初は「子ども向けかな?」なんて思ってました。
でも、タコピーが出会った女の子・しずかちゃんは、
いじめ・家庭環境・心の孤独――たくさんの傷を抱えた子でした。
1話から、思ってたのと全然違って。
「なんでこんな小さな子が、こんなにつらい思いを…」
って、ただただ胸が苦しくなった。
😢心が痛くなるのに、目が離せない
タコピーはしずかを助けたくて「ハッピー道具」でなんとかしようとします。
でもその“無邪気さ”が、大きな悲劇を生み出していくんです。
彼に悪意はありません。
ただ、人間の複雑さを知らなかっただけ。
それが、余計に苦しくて切ない。
優しさだけでは救えない現実が、目の前に広がっていて。
でも、それでも誰かを救いたいと願うその気持ちが、ぐさっと心に刺さる。
🎬第3話「タコピーの告解」まで観て思ったこと
ここまで観て感じたのは、
この作品が描いているのは“救い”じゃなくて、“現実”なんだってこと。
・いじめの加害者にも、家庭の事情がある
・「守る」って思ってした行動が、結果的に「壊す」ことになることもある
・大人に頼れない子どもたちが、無理して大人のように振る舞っている
でも、そういう重たい状況の中にも、
ほんの少しの優しさとか温かさがあって、
それが本当に沁みるんです。
とくに第3話での、タコピーの「ごめんなさいっぴ…」って震える声。
あれは一生忘れられない。
泣いたし、胸がぎゅーってなった。
💭「何が罪で、何が正義か」を考えさせられる
この作品って、「誰が悪い」とか「誰が正しい」って単純な話じゃないんですよね。
加害者にも事情があるし、
守るための行動が間違ってしまうこともあるし、
優しさが誰かを傷つけることもある。
タコピーの純粋さが、そういう人間の複雑さを映し出していて、
すごく痛々しいけど、それでも優しさに満ちてる。
観ながら何度も考えました。
「本当の“ハッピー”って、なんだろう?」
「誰かを救うって、どういうことなんだろう?」
答えは出ないけど、
考えさせてくれるアニメって、本当にすごい。
👀これから観る人へ(※心の準備を)
『タコピーの原罪』は、全6話の短編アニメです。
現在は第3話まで配信中(2025年7月現在)。
可愛い見た目で油断して観ると、
かなり精神的に持ってかれると思います。
でも、それでも伝えたい。
「観てよかった」って、きっと思えるから。
・気軽な気持ちで観ると後悔する
・だけど、観終わったあとに必ず何かが心に残る
・やさしくて、でも苦しくて、こんなアニメ他にない
🐙最後に
私はまだ3話までしか観てないけど、
すでに「人生で出会ってよかった作品」になってます。
タコピーの無垢な優しさ、
しずかの静かな涙、
東くんの葛藤、
まりなちゃんの悲しさ。
全部が、ただのキャラクターじゃなくて、「誰か」に思えてしまう。
この作品がアニメになって、
声や動き、音楽がついたことで、
よりリアルに“感情”が伝わってきて、胸に刺さりっぱなしです。
まだ観てない方、本当におすすめです。
そして、すでに観てる方はぜひ一緒に語りましょう!
読んでくださって、ありがとうございました。
📎観てる方いたらぜひコメントで感想語り合いましょう!
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