彼と連絡を取り合う日々が続く中で、私は完全に恋愛ボケしてました。

もうね、毎日が楽しかったんです。幸せでした。


彼とはバイトの店舗は違ったけど、距離は近かったから、

お昼休憩にはわざわざご飯を作って持ってきてくれたり。🇦🇺にもりくろーおじさんのケーキあるんだよ。買ってきてくれたりね、、、💦


夜はバイト仲間みんなでカラオケやバーに行って、ワイワイ遊んだり。

バイト終わりに待ち合わせして出かけることも多くて、

「こんな恋、まさか自分に来るとは〜!」なんて浮かれてた。


彼の家にも、自然と遊びに行くようになった頃のこと。


Instagramに、元カノを名乗る女性から突然DMが届いた。


びっくりして、思わず彼にすぐ相談してしまった私。

すると彼は、「あいつメンヘラだからさ、もうブロックしときな」って。

何も言えず、私はそのメッセージを既読もつけずにブロックさせられました。


……今になって思う。

あのとき、ちゃんと連絡取ってみればよかったなって。

あの人の話も、聞いておくべきだったかもしれない。


だって、冷静に考えておかしいよね。

別れたって言ってたのに、彼もその元カノも、

Instagramのアカウント名、2人の記念日のまま変えてなかったんだよね(笑)


それに、「付き合おう」って言葉も、彼からはなかった。


「え、私たちってどういう関係?」って勇気出して聞いたら、

「日本に帰ったらちゃんと付き合おうって話したいんだよね」って返されて。


理由は、元カノが「別れたと思ってない」って言ってるから。

だから、ちゃんと清算してからにしたいって。

——は? もう別れたって言ってたじゃん、って話よね。


ああ、ほんとアホだったなぁ、私。


でも当時は、彼のことを信じたかったし、

何より、彼の現地の友達には“彼女”として紹介されてたから、

「これは本気の恋なんだ」って思ってた。


……でもその頃から、

彼の帰りがちょっとずつ遅くなってきていたことにも、

私は薄々、気づいてたんだよね。








※次回:「帰りが遅くなった彼。実は、現地でも浮気してました。」

→ あの時、なぜ気づかなかったのか。自分を責めるほどの裏切り。