1年前の今日

帰国しようとして飛行機に乗れなかった↓


その後 1年に3度帰国する私になったのだが

それはさておき


1年前

出発2日前に夫に帰国を告げると

当たり前だがケンカになった。


その時 私は夫に叫んだ。


「あなたは台湾に家族がいるけど

私は台湾で1人なの!!」


放った言葉を自分で聞いて

なぜだか涙がボロっとこぼれた。



今月 義実家に帰った時のこと。


義両親との関係は前より心地いいし

美味しいものを食べさせてもらって

特にイヤなことなどない。


なのに一泊しただけで疲労がすごい。


体が拒否してる。


なぜ帰省するのがイヤなのか??



よっちゃんとのやり取りの中で

私はいつも"away"なのだと気づいた。


私の"寂しい"は"away感"と言うのが

しっくり来る。



夫のホームである義実家は

私にとってアウェイ。


帰省すると 否が応でも

私はawayだと感じさせられる。


それを感じたくないから帰省したくない。



親戚の集まりでも

私は日本人嫁というaway。


日本の実家に帰れば

嫁いで行った人というaway。


東京に遊びに行けば

台湾から来た人というaway。


台湾ツアーの皆が来れば

私は観光客じゃないというaway。



どこにいても

自分がawayである理由を即座に見つけ

勝手に距離を感じて寂しくなる。



awayという意識が投影する

寂しさを感じる現実が起きる。



幼い頃

母が妹を連れて私から去る悪夢を見た。


私の"away感"の原点。


妹は母が庇護しないといけない存在で

私は母無しで1人で生きられる存在。



母の庇護から弾き出されたと思い込み

ひどく傷ついたから


最初から輪の外にいることにした。



確かに

awayじゃない私など思い出せない。


自己統合の仲間と話していても

awayだと思ってる。


その感覚が確かにある。




1年前に

「私は台湾で1人なの!!」と叫んだ時は


自分が寂しいという事に気づいてなかった。



あの時のテーマは

何をするにも許可が要ると思ってる

"奴隷"の自分に気づくことだった。



一年経ってやっと

あの時泣いた理由が分かったのだ。