こちらの続き↓


クリスタルボウルの音に集中すると

アヤワスカを思い出した。


薬草こそ飲んでいないものの

自分が音と一体化して

少し意識に潜る感じになる。



よっちゃんのヒーリングの意図は

蓋が上がってきてる参加者が多い

エネルギー状態を考慮して


"本質に戻るのに抵抗するものに

風穴を開ける"



私は中盤から喉が苦しくなり

続いて 胸が重くなった。


例えるなら

巨大な岩が乗ってるような重さ。



その重さを感じながら

"これは私の諦めだ"と思った。


巨大な諦めフタ。



巨岩は言った。


「諦めろ。

諦めた方がラクだから諦めろ。」



私はハラハラと泣き続けた。


諦めフタが泣き続けた。



巨岩の下には見えないけど

小さな本質の私が下敷きになってるのが

分かっていた。



次のシーンで

私は小さくなった諦め岩を抱きしめていた。


鬼滅の刃のアニメで

剣士達が温かいと抱きついていた岩。



「諦めろ」には

私をこれ以上傷つけないための

私を守るための愛を感じた。



岩は温かくて愛の塊だった。



それを感じてまた泣き続けた。



岩を抱き締めていたのは

ちびウサではなく今の私。


私は岩に言った。


「私はもう大丈夫だよ。

今まで守ってくれてありがとう。」



巨岩がどんどん小さくなっていき

キラキラした石のカケラが

私の手のひらに残った。



そこまで行き着いた後で

誘導ヒーリングが終わった。



最後の参加者のシェアでは

寝た人

大泣きした人

体が温かくなったり冷えたりした人

さまざまな反応があった。


普段 やるべき事を優先して

自分の食事を後回しにしてる人が

強烈にお腹が空いたと言ってたのが

印象的だった。


きっと

強烈に空腹なのが本当の自分。



遠隔参加者もそれぞれ反応があって

私も自分がここまで音に影響を受けたことに

ビックリした。


今まで感じることが難しかった蓋や芋が

いとも簡単に感じられるようになったことに

まだ慣れない。



感じられるようになった途端に

今世の根本的な蓋が次々と上がってくる。