不登校になったら。
子どもはエネルギー切れを起こしている可能性大。
まずは、行きたくない想いをうけとめてあげる。
(受け止められない何かが出てくる場合は、親自身が見つめなきゃいけないことがあるかも。それについてはまた書きます)
その上で、「安心安全」を感じられる場に、親も子もつながることがとっても大事。
だと思う。
不登校って、マイノリティ。
しかも、学校や友人関係から隔絶しやすい。
ほかの人には気持ちをわかってもらえない。
そういうことが、子どもだけでなく、親の側にも起こります。
だから。
親子で抱え込む前に、同じような悩みを経験してきた人や、不登校でもいいじゃん!と前向きに捉えているような居場所につながると、すごく気持ちが楽です。
もちろん、スクールカウンセリングや公的な不登校支援カウンセリングなどを利用する手もあるし、そこで気持ちが和らぐこともあるでしょう。
けれど、カウンセラーさんによっては「学校に戻す」ことを目標にしてお話しされる場合もよく聞きます。(もちろん、カウンセラーさんによって、または相性やニーズによっては本当にいい対応をしてもらうこともあるでしょう)
そのニーズが本当に子ども側、親側双方ともにあるのか。
もし、まだその段階でないのなら、「戻す」前提で話をされると、けっこうつらい。
民間の居場所やフリースクールにもつながって、気持ちを受け止めてもらう、という方法もあると知っておくといいのかなと思います。
人とつながること。
気持ちをただ受け止めてもらうこと。
安心を感じられること。
これ、シンプルで当たり前のようでいて、めちゃくちゃ大事です。
だから、家庭だけ、とくに母だけが抱え込む前に。抱え込んでいるなら。
民間の居場所やフリースクールで、自分たちがいて「心地いいな」「ホッとできるな」と感じられる場所、泣き言を言える場所、お母さんが大人と話せる場所とつながってみてほしい。
そこで安心安全を感じられたら、エネルギーも少しずつ溜まっていきます。
いろんな情報も得られます。
不登校や子どもの見方も変わるかもしれない。
居場所につながるには、行政によっては教育委員会や社会福祉協議会などに問い合わせれば案内をしてくれることもあるようです。
私の住む京都市は残念ながらまだまだ教育委員会が消極的なので、不登校支援などの民間団体が手をつないで、「居場所フェス」というのを開催しています。
よかったらぜひ来てね。森の学校あのねもブース出してます。
https://morinogakkoanone.wixsite.com/my-site