耳下腺腫瘍手術でした。


手術の2時間前くらいから病室で手術着に着替え、点滴開始。


待ってる時間とても緊張して落ち着きませんでした。

私が病気になった時いつも心配してくれていた祖母のことを思い出したりしていました。


そうこうしてる間に手術の時間となり、手術室まで点滴を引きずりながら看護師さんと共に歩いて移動。

毎度ながら手術室に入る時が一番緊張します。


ベッドに寝たら酸素マスクをつけ、あっという間に意識は薄れていったように思います。次に気づいたのは

「終わりましたよ、部屋に移動しますね」と言う声でした。



部屋に戻ってから、数時間眠ったような気がしたのですがほんの数十分だったようです。


目が覚めてまず「顔は動くのか?」と

ハッとして、慌ててまばたきをしました。

目も動く。口角も上がる。


「麻痺にはならなかったんだ…良かった…!!」

心から安堵しました。



首元がどうなってるか、怖くてあまり触ったりはできませんでしたが大きなガーゼを貼られて血を抜くためのドレーンの管がでて、胸から吊るされたパックにつながっていました。


19時過ぎに夕飯も普通食が出たのですが、とても食べられませんでした…


まず

口を開けるのがつらい。

なんとか1センチほど開けた所に小さく箸でとったご飯を押し込んでみましたが、モグモグと噛むのも傷口に振動が響いてとても無理で、ほとんど残してしまいました(お腹は空いてたけど…)


その夜は

喉にたんがつまったような感じで違和感があるのと、やっぱり傷口が疼くのでなかなか眠れませんでした。


体から管が出ているというだけで寝返りも打てないし寝苦しい。早く点滴とドレーンが外せたらいいのだけど…。


お腹もガスが溜まったような違和感。