腺筋症手術から2年近くたった今、目下の悩みは右耳の耳下腺腫瘍です。
大きさは1.5cmほど。
昔からここには小さなしこりがあったのですが
ここ1年ほどで少し大きさが気になって受診したところ
耳下腺腫瘍であることがわかりました。
病院の先生いわく
・いますぐに取らなければいけないわけではない
・悪性かどうかは正直開けて取ってみないとわからない
・顔に麻痺が残る可能性もある
ということでした。
私が一番恐れているのは「顔に麻痺が残るかも」の部分です。
私は20代前半で顔面麻痺になりました。
突然朝、片目が瞑れなくなったのです。
その麻痺は今も少し残っていて、左の口角はあまり上がりませんし左目をぱっと瞑ることもできません。
なにより、当時本当に絶望するほど辛かったのです。
若かったこともあり、顔が動かなくなる恐怖は計り知れないものでした。
今ももちろん怖いです。
傷跡が残るのもいやですが
そんなことよりまた顔に麻痺がのこったら…と思うと
恐ろしくてなかなか手術に踏み切れないのです。
腫瘍は大きくなればなるほど取りにくくなり、手術で神経を傷つける危険性も増します。
でも今手術して残りの人生また顔に麻痺がある状態で生きていくことになったらどうしよう…
ここでずっと葛藤しています。
しかも今回腫瘍があるのは、昔麻痺を起こした側と反対側。
顔の両方がまひになったらと考えると怖くてたまらないのです。