2.3回戦の結果 & 準々決勝の展望


【2回戦の結果まとめ】

石  橋  10-1 宇都宮短大附

白鴎大足利 11-2 小山南

足利大附  14-1 足  利

黒  磯   1-0 青藍泰斗

佐野日大   5-1 國學院栃木

宇都宮北   7-0 さくら清修

幸福学園  12-0 小山高専

文星芸大附 11-1 鹿沼商工

宇都宮商   7-1 栃  木

茂  木   7-5 栃木商

那須拓陽   4-1 壬生北桜鹿沼南

作新学院   9-0 宇都宮東

矢板中央  11-1 小山西

今工鹿東清 10-9 宇都宮白楊

宇都宮    8-0 矢板黒羽黒南

栃木工    5-3 大田原


▶︎寸評

今夏の選手権決勝の再戦となった佐野日大と國學院栃木の一戦はハイレベルな戦いが繰り広げられ、強打の國學院栃木を堅守・佐野日大が1点に抑え勝利。その他に作新学院、文星芸大附、白鴎大足利、幸福学園ら私立勢は盤石の快勝。その一方で優勝候補の一角であった青藍泰斗は黒磯のエース・須藤を最後まで捉えきれずまさかの初戦敗退となった。矢板中央と小山西の注目対決は投打で噛み合った矢板中央がコールド勝利を収め3回戦進出。交流戦で宇短附、白鴎を撃破しシード権を獲得した大田原は実力ある県立校・栃木工を相手に初回から2点を奪うがリードを守り切る事が出来ず逆転負けを喫した。2回戦では連合チームも奮闘した。壬生・小山北桜・鹿沼南連合は那須拓陽を相手に先制するもあと一歩及ばず逆転負け。矢板・黒羽・黒磯南連合は宇都宮を相手に5回まで1点ビハインドで追いかけるが6回裏に力尽きコールド負け。今市・今市工・鹿沼東・宇都宮清陵連合は宇都宮白楊との接戦をものにし3回戦へ駒を進めた。


【3回戦の結果まとめ】

石  橋  6-1 白鴎大足利

足利大附  4-1 黒  磯

佐野日大  5-0 宇都宮北

文星芸大附 5-3 幸福学園

茂  木  3-1 宇都宮商

作新学院  5-0 那須拓陽

矢板中央  6-1 壬生北桜鹿沼南

栃木工   9-2 宇都宮


▶︎寸評

勝者は準々決勝進出が決まる3回戦。石橋は白鴎大足利に10安打6得点で快勝。投手陣はエース・戸田を温存し八坂・金澤の継投で勝ち切った、足利大附は2回戦で青藍泰斗を撃破した黒磯との対戦。足利大附は黒磯に先制を許す展開になったが、3回裏に小池、新井に連続タイムリーが飛び出し逆転。その後も順調に加点した足利大附が8年ぶりの準々決勝進出を決めた。佐野日大は宇都宮北を相手にエース・沖崎を温存。山田、澁谷など4投手の完封リレーで秋3連覇は向け盤石な試合運びで勝利した。文星芸大附は3点を追う8回裏、2死満塁から日下田が走者一掃タイムリーを放つなど土壇場で逆転勝利をもぎ取った。


​準々決勝の展望


▶︎石橋 vs 足利大附

足利大附が乱打戦に持ち込めば面白い展開になりそうだ。足利大附からすれば相手は強打の石橋打線。点を取られる覚悟は必要な上での戦いとなる。石橋は新チームになってからの公式戦(交流戦、秋季大会)の5試合で合計55得点で打線が絶好調。交流戦では栃木工と茂木、秋季大会では宇都宮短大附の投手たちを打ち崩していることから打線の好調ぶりを伺える。中でも巧打が目立つ大島、前チームからの主力・日々、長打も打てる川津に当たりが出ている印象だ。1〜9番どこからでもチャンスメイクでき、足利大附からすれば、相手の大量得点を防ぐためにも、余計な四死球や失策でランナーを溜める展開は避けたいところだ。


▶︎佐野日大 vs 文星芸大附

前チームでは秋、春の決勝で対戦している両校。文星は3回戦・幸福学園戦で7回まで2安打に抑え込まれる貧打ぶり、、、と言いたいところだが実際のところは相手投手を捉え次々に長打級の当たりを外野へ飛ばし、ライナー性の打球で相手野手陣を襲っていた。文星が「貧打」だったのではなく、幸福学園のポジショニングが文星を上回った試合だ。そんなわけで文星打線は新チームも変わらず強打。準々決勝では佐野日大のエース・沖崎に「打たされる」ことなく状況に応じた打撃ができれば突破口を見出せる。対する佐野日大は相変わらず堅守で隙がない。佐野日大としては國學院栃木戦、宇都宮北戦同様に大量得点ではなく着実に1点ずつ積み重ねる攻撃がしたい。


▶︎茂木 vs 作新学院

難敵・那須拓陽を退けた作新学院とシード・宇都宮商を撃破した茂木の対戦。試合は5点勝負の様相。というより、「茂木が5点を取れるか」で試合の流れが大きく左右されそうだ。作新は前の試合で軟投派のエース・大貫湊が好投を見せており、準々決勝も続いて大貫湊が登板となれば茂木打線はなかなか的を絞ることは出来ずに苦戦しそうだ。茂木はエース・舘野が速球派。今夏のエース・谷島もおり、複数投手で作新打線を抑えることが出来るか見ものだ。しかし茂木は交流戦3回戦で石橋に6回で17失点の大敗を喫していることが少し気掛かりだ。


▶︎矢板中央 vs 栃木工

実力がかなり拮抗している2校による対決だ。印象的には矢板中央は打撃に定評があるチーム。一方の栃木工は総合力で勝負するチーム。矢板中央は2回戦で小山西の速球派好投手・荒木田に対し11安打9得点だった一方、3回戦の連合チームの先発・軟投派左腕・須藤に対しては13安打放ったものの、なかなか得点に繋がることが出来ずに6点止まりとなった。とはいえ13安打放っており、どのパターンの投手が相手でももそれなりに対応できると見る。対する栃木工は相手が強打のチームというだけに継投も勝利への鍵を握りそうだ。山口、西尾ら小技、走塁が上手い選手もおり機動力も絡めてコツコツと点を積み重ねていきたい。