100生きていきましょうや。
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最近、笑ったこと。


手話のサークルの空き時間、

目の前で同級生と先輩が喋っていた。

ちらっと話の内容を盗み見したら、

どうやら「鯉」の手話について喋っているらしい。


「思うんだけど、鯉って色んな色の種類がいるだろ?

 だから、鯉は「色」っていう手話に「魚」っていう手話なんじゃねぇかな。」

「は、はぁ。。。」


それだったら、金魚も一緒じゃねぇの?

なんて、心の中でこっそりツッコミを入れながら傍観。


ちょっと緊張気味の同級生と、

そんなのお構いなしにマイペースに喋り続ける先輩の

温度差が、面白い。


「俺、コイ見たことあるんだ。

 いやー、パン放り投げたらウジャウジャ集まって面白かったな。

 お前、コイ見たことある?」


コイを見た事を自慢げに話す先輩があまりにも面白すぎて、

思わず笑いそうになった。

必死に奥歯を噛み締めて、笑いをこらえる。

同級生が困ったように言った最後の一言も秀逸だった。


「・・・いや、コイぐらい誰だって見たことありますよ・・・、先輩。」



一足先に社会人になった親友に言われた言葉。


ちなみに、この時は地元のプールで体力作りに励んでいる最中だった。

絶対聞くタイミングおかしいだろ。


「何でそんなことを聞くの?」

「いや、最近話すようになった人が大学出身でさ、

大学の話を聞いたらなんか遊ぶ為だけに大学入ったような感じなんだよ。

大学の学費って結構するだろ?だったら、何の為に行ってんのかなーって。」


思わず黙り込んでしまう。

実際、自分も大学に入ってから似たようなことを考えていたことがあった。

講義中に平然とゲームやっている学生なんてのも普通にいる。

入学したての頃は驚きもしたけれど、もう今では驚きもしない。


「・・・そうだね。モラトリアムっていうのかな。確かにそういう人はいるね。」

「意味わかんねぇ、何そのモナントカってやつ。」

「子どもから大人になるまでの準備期間っていえばいいのかな。

 まぁ、大学生みたいに社会にまで出てない期間をいう言葉だったと思うよ。」

「それって、甘えてるだけじゃねぇの?

 親の金で食わしてもらって、それで遊ぶ訳だろ?・・・・・甘えてるじゃん。」


う~ん、返す言葉が見つからない。

自分も親友の言った通り、親に甘えている部分が大きいからなぁ。

何も言えずに、ただプールに突っ立っていた。


「お前は、何の為に大学行ってんの?」


親友の質問に答えられなかったのは、随分久しぶりのことだった。

そして、今、その答えを自分なりに探している。

大学生活スタートから2ヶ月経とうとしている。

構内や電車内で挨拶を交わす程度の仲の知り合いは増えた。

けれども、問題は誰なのか思い出せないことが多い。


こないだも友人の一人と一緒に下校していた途中に、

女の子に手を振られ、笑顔で振りかえした。


「あの子、誰?」と、友人に聞かれて、首を左右に振ったら、

「ひど過ぎる。」とのご返答。

うん、そうだね、自分でもそう思うよ。


必死に記憶に糸を手繰った結果、昼ご飯を食べていたときに話し掛けてきた友人の友人だった。

う~ん、本当に薄いというか微妙な繋がり。

思い出すのに二時間近くかかった。


他にも、先輩と同級生を取り違えて、うっかりタメ口でメール送りそうになったとか、

対人の記憶力の欠如を大学に入ってから、ひしひし感じた。


・・・名札の着用を義務付けてほしい。



妹が塾の中で5位ぐらいの成績を誇るということを、

今日初めて知った。

ぶっちゃけ、妹がそこまで勉強出来るのが想像外だった。


かつての昔、「宿」という漢字を「家」と書き、

漢字の音読みと訓読みの区別がついてなかった妹がですよ?


普通、ここなら「やるじゃん」とか「すごいね」と声をかけるのが

模範的なお兄ちゃん的回答なんだろうけど、

思わず「お前意外と頭良かったんだね」と本音を言ってしまった。


「ひどいひどい!!

っていうか時速も分からないアンタに言われたくないし!!」

と、蹴られたのは言うまでもない。

ちなみに大学生の名誉にかけて言っとくけど、時速ぐらいは分かる。

割合は少し危ないけれど、日常生活に必須なものでもないし、分からなくたって別にいいよね。


これだから、本当妹は可愛くない。

でも、50人中5位かぁ。本当に頑張ったんだなぁ。

近いうちに、ちゃんと褒めてやろう。


ほんとは一昨日先輩の家にお泊りしたこととか書きたかったけど、

時間がないから、それはまたの機会にしよう。