
その若者、リーロイ・マッケンジー君は非道い癖毛に悩んでいました。
お洒落盛りの大学生、リーロイ君にとってそれは人生の一大事でした。
癖毛による寝ぐせもまたしかり、毎日朝は、洗面台でまるで一戦交えるかのような騒ぎでした。
悪いことに彼は朝が大変苦手だったようで、そんな洗面台相手の大戦争も週に数回あるかないかだったようです。
そうなると日々友人達の好奇の目にさらされることになります。
見た目にこだわるアメリカ人、彼の悩みも想像に難くありません。
ところが、彼のポジティブシンキングは周囲の予想をはるかに上回るほどでした。
彼はその年の大学祭において、第一回マカレスター大寝ぐせ選手権、なる奇抜なイベントをブチあげます。
驚いたことにこの企画は、当時の大学祭の企画においてナンバーワンの評価を受けることになりました。
この寝ぐせ選手権は、そのあまりの人気振りに彼がマカレスター大学を卒業した後も続くことになります。
彼が卒業してから8年後、その催しはより広い場所に引き継がれることになりました。
ミネソタで年に一回、8月の終わりから9月の初めに開かれるState fair
において、第一回ミネソタ寝ぐせ選手権、が開かれることになったのです。
何事においても競技にしてしまうのが大好きなアメリカ人ですから、この大会も大成功に終わったとのことです。
1992年、すでにリーロイ君が一切関知してないところで、大会は遂に全米選手権が行われる規模になっていました。
スポンサーには有名ヘアケア会社がつき、優勝賞金は一万ドルと、破格の規模です。
実は日本においてこれの予選が行われています。
花王の主催で、年に一回予選が行われ、優勝者にはアメリカ(もちろん決勝はミネソタ)で行われる世界大会への出場権が与えられます。
ただしこの大会、規模が大きくなると同時に不正が横行したため、事前に使うシャンプーやコンディショナーを指定される、髪型を整えるどのようなものも使ってはいけないなど、細かいルールが設定されているようです。
リーロイ君は今や、名誉会長として毎回大会に喜んで参加しているようです。
ちなみに、彼のもとにはスポンサー達から大量のヘアケア製品が届いたとか。
さすがに、ウチのボスが大会優勝者などという記事はねつ造です(笑)。
ボスはそんなところまで行けるほど暇ではないですよ(笑)。
〔オマケ〕
またもやデザインを変えてしまいました。
オマケにタイトルとかも大幅変更。
集客力アップアップ!ねらい。
せっかく前回のを褒めて頂いたのに申し訳ありません。
移り気なB型の血ですか。
〔今日の画像〕
セクスィー3姉妹長女、おっぴろげ