寝言を自覚できる人なんていないと思います。
そもそも、ある程度の歳以上になったら、「誰か」と一緒に寝るということ自体がほとんど無いはずです。
あり得る二つの事情でいえば恋人かハズバンドのどちらか、それ以外になると仕事の事情ということでしょう。
その仕事の事情で、大変寝言を聞かれます。
というか、自分が寝言を言う体質だったこと自体気付かないからね!
言うんだよ、寝言をさ!それもかなり高音量、長時間!!!
そもそも、自分の寝言に気が付いたのも仕事のおかげ(?)です。
数年前に今の職場(←こんなところ)とは別の所(同業種)に行っていたとき、後輩から言われて初めて気が付きました。
いわゆるマンガという職業の職場では、泊まり込みで仕事をすることが常識であるため、先生とアシスタント、つまりそこで働く者が皆一緒に寝泊まりするわけです。
これは現在のところもそうであり、一応とはいえ今の職場には女性もいるので間切りというものが存在しますが、壁で隔てているわけではないので声などは筒抜けです。
だから聞かれるんだよ!全員にさ!!!
さて、自分の寝言癖に気付いた私、母親にちょっと聞いてみました。
そもそもウチは妹が寝言&夢遊病癖があり、これはもしや・・・と思った次第です。
するとどうでしょう、案の定「父親も凄い寝言言う」でした。
遺伝だよ、遺伝。
もはや逃げ場のない状況。
遺伝じゃダメだ、っていうか、寝言って自分でどうにか出来る問題じゃないもんな。
実は以前「スリーピングクリニック」とかいうところに寝言は治るか質問したところ(いや、オレもよくこんなところに質問したと思ったけど)、「薬でどうにかなる」とのこと。
もうヤクは結構。
問題はひとつ、とにかく聞かれるんですよ、寝言を(当たり前だけど)。
今のところ超絶に卑猥な言葉や、女を手当たり次第に口説く等のセクハラまがいの言動はないものの、いつそのような本性が現れるかわかりません。
つーか、今のところなんだか怒っているかネコに喋りかけてるの二種類しかないというのは大人の男としてどうなんだろうか、と。
でもやっぱり恥ずかしいわ、あたし。
他人と一緒に寝るだけでなくあたしの私生活まで覗かれてるみたいなんですもの。
この先今のところを辞める理由となると、ひとつ、デビューする。
もうひとつは寝言のことでバカにされるのがいやだから、の二つしかないわけですよ。
う~ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・いや、悩むのもどうかと思うけどさ、ホラ・・・。