憧れる人 | さやみる推しのNMB妄想小説 別館
新しい中編だぞっ(笑)



「よし、行くで!

おはようございます!
本日からお世話になります
吉田朱里です!」

「あーおはよ
よろしく
一応、開発部チーフしてます
小笠原茉由です」

「あ、はいっ
私は前の支社で...」

「ハハッ緊張しやんとって
大丈夫やからな?
気軽に楽しも
それがうちのモットー
私のことはまーちゅんさんとでも
朱里ちゃんはあだ名とかある?」

「えっと、アカリンとか?」

「おぉええやん
じゃあこれからそ~呼ぶわ

よし、はーい!皆注目!!
今日から仲間増えたで
アカリン!仲良くしよなぁ」

(めっちゃ可愛い)
(モデル体型やなぁ)

「お、お願いしますっ!」

私、吉田朱里は
今日から大手化粧品会社の
開発部に所属となった
支社で2年
地道に成果を出してやった
認められたのは嬉しいけど
支社との規模の違い
かなり緊張してたけど
大丈夫そう

「よし、じゃあ早速
仕事お願いしてもいい?」

「はいっ!」



「よいしょっ...よいしょ」

かなりの量の資料やな
まーちゅんさんは
手伝う言うてくれたけど
忙しそうやし
こーいうとこ頑張らへんと

「でも腕しんどく...うわっ」

バサーーッ

「あぁぁ...やっちゃった
どーしよせっかく順番になってたのに
分からんくなっちゃう」

また仕事増やしてるやん
初日からついてない...

「えーっとこれが
あれ?んーっと」

「それは一番下かな」

「え?」

顔を上げると
笑顔で立ってる男の人

「この用紙とこれと
このグラフ...よしできた
よいしょっ!どこ持ってく?」

「あ、いや大丈夫ですから!」

「こんな重いもん
持たせるわけに行かんわ
えっと開発部の吉田さん
あー!まーちゅんいうてた子か!」

「あ、はい」

「俺、上西恵
営業部のサブリーダーやってます
開発部と営業部は部署隣やし
関わること多いから
よろしく」

「お願いします!!」

「じゃあとりあえず行こっか」


「アカリンっ!」

「あ、はい」

「私、白間美瑠
よろしく! 」

「お願いします」

「あのさ
恵さんと知り合いなん?」

「いや、さっき
手伝ってもらって」

「そーなんや!
...なぁなぁ」

「はい」

「気をつけた方がええで?
恵さんとおるの」

「え?」

「恵さん女子社員人気やばいから
嫉妬で何かされるかも
美瑠も新人の時凄かったし」

「そうなんですか...」

「アカリンには嫌な思い
してほしくないし!
まーちゅんさんも彩さんも
めーっちゃ期待してるから」

「彩さんって」

「アカリンのこと引き抜いた人やで?
ここのトップ!
めーっちゃクールでカッコイイ女の人」

「そーなんや...」

「出張やからおらへんけど
また紹介するなぁ
あ!今日は案内したげる
美瑠も今年入った組やし
同期やからタメでええから」

「あ、うん!ありがとう」